冬のニット素材でよく聞く「メリノウール」と「カシミヤ」。
ざっくり言うと…
- メリノウール:扱いやすくて高機能な“賢いウール”
- カシミヤ:肌触りと軽さが別格の“ご褒美贅沢素材”
この記事では、素材の基本からユニクロ・無印良品・アウトドアブランドの違いまで、
「日常ヘビロテ用はどっち?」「ご褒美で買うなら?」がはっきりするように整理します。
1. 素材の基本:メリノウールとカシミヤって何が違う?
メリノウールとは
- メリノ種の羊からとれる、細くてしなやかなウール
- 一般的なウールに比べて
- なめらかでチクチクしにくい
- クリンプ(縮れ)が多く、空気を含んで暖かい
- 吸湿・放湿性が高く、ムレにくい・防臭性もある
- この「調湿性+防臭性」が評価され、登山・アウトドア用インナーにも定番素材
カシミヤとは
- カシミヤヤギのうぶ毛(アンダーコート)からとれる、超細い高級繊維
- 特徴は
- ふんわり軽く、とろっとぬめりのあるなめらかさ
- 微光沢があり、見た目もリッチ
- 一頭からとれる量が少なく、希少で高価
2. メリノ vs カシミヤ|機能・質感・コスパのざっくり比較
| 項目 | メリノウール | カシミヤ |
|---|---|---|
| 肌触り | なめらか・チクチク少なめ(個人差あり) | さらにしっとり・とろっとした触感 |
| 暖かさ | 薄手でも十分暖かい | 同じ厚みならより暖かくて軽いことが多い |
| ムレにくさ | 吸湿・放湿性が高く「天然のエアコン」的 | どちらかというと保温寄り。メリノほどの“ムレにくさ”訴求は少なめ |
| 耐久性 | 比較的丈夫。防縮・抗ピル加工品も多い | 繊維がとても細く、摩擦や引っかけに弱い |
| お手入れ | 洗濯機OKの製品が増えている | 基本は手洗いorクリーニング。慎重なケアが前提 |
| 価格 | 中〜やや高め。ユニクロ等ならかなりお手頃 | 同ブランド内でメリノの2〜3倍になりがち |
| 見た目 | ハイゲージだと光沢が出てきれいめ | さらに微光沢・落ち感があり、高級感◎ |
| 用途イメージ | 通勤・日常ニット、アウトドアインナー | ご褒美ニット・お出かけ用・長く育てる一枚 |
3. ユニクロの「メリノ」と「カシミヤ」の違い
3-1. エクストラファインメリノ(ユニクロの定番ニット)
- 極細のメリノウールを使ったハイゲージニットシリーズ
- 特徴
- 特殊な防縮加工で洗濯機で洗える
- 毛玉・ねじれを抑える加工で、見た目が長持ち
- 薄手&きれいめなので通勤・オフィスに超使いやすい
よくあるポジティブな声
- 「この価格でこの目の細かさとツヤはすごい」
- 「ジャケットの中に着てもゴワつかない」
- 「仕事用ニットとして色違い買いしている」
気になりがちな点
- 首元が敏感な人はチクチクを感じる場合がある
- ぴったりサイズだと体のラインを拾いやすい
- 毛玉は出にくいとはいえ、リュック等の摩擦が多いと多少はできる
メリノブレンド(ユニクロ ユーなど)
- ウール+合繊のブレンドで、ざっくり感・今っぽいシルエット重視
- メリノ100%ほどのツヤはないが、耐久性・価格・デザインのバランスが良い
3-2. ユニクロのカシミヤニット
- カシミヤ100%のセーター・カーディガンを毎年展開
- 最近は3Dニット(縫い目が少ない立体編み)のモデルも登場
- 価格は約1.2〜1.4万円前後が目安で、「カシミヤ入門」として人気
ポジティブな声
- 「スフレヤーンよりしっとりしていて、軽いのにちゃんと暖かい」
- 「薄手でもアウターの中がモコモコしない」
- 「この価格なら一枚は持っておきたいご褒美ニット」
気をつけたい点
- 毛玉・毛抜けがそれなりに出るのでブラッシングや毛玉取りが前提
- メリノに比べると耐久性は弱く、毎日ガンガン着倒すには不向き
- 子どもと公園遊び、リュック通勤など「ハードな日常着」には気を使う
4. 無印・GU・アウトドアブランドのメリノはどう違う?
無印良品のメリノウール
- 「洗えるウール」シリーズとして展開
- 繊維自体に防縮加工を施し、洗濯しても縮み・毛玉を抑えた仕様
- 色味やシルエットがやわらかく、ナチュラル〜オフィスカジュアル向き
GUのメリノブレンド
- ウール+合繊のコスパ重視ニット
- 価格は非常に安く、「ウール混を試してみたい」時のエントリー用に◎
- メリノ100%ほどのツヤ・とろみまではいかないが、普段着としては十分
アウトドア系(Icebreaker・Smartwool など)
- 機能性に全振りしたメリノで、Tシャツやベースレイヤーが中心
- 汗処理・防臭・温度調節の高さが売りで、「数日同じインナーを着ても臭いにくい」といったレビューも
- 価格は高めだが、登山・旅行・ワーママの冬インナーなどには最強クラス
5. メリノウール製品のメリット・デメリット
メリット
- 温度・湿度コントロールが得意
室内外の温度差があっても、ムレにくく快適。 - 防臭性が高く、冬の汗対策に強い
通勤ラッシュや暖房ガンガンのオフィスでも安心。 - 一般ウールよりチクチク感が少なめ
- 洗濯機OKの製品が多く、お手入れしやすい
- カシミヤよりコスパ良し
「毎日着る仕事ニット」はメリノ中心の方が現実的。
デメリット
- 首周りが敏感な人は、メリノでもチクチクを感じる場合がある
- 洗濯方法によっては、少し硬くなったり風合いが変わることも
- “超高級感”“とろみ感”という意味では、カシミヤには一歩譲る
6. カシミヤ製品のメリット・デメリット
メリット
- 肌触りと軽さが別格
触った瞬間にわかる「とろみ・ぬめり感」は唯一無二。 - 薄手でも十分暖かい
コートの中で着ぶくれしたくない人にも◎。 - 見た目のリッチさ
シンプルな無地でも「良いものを着ている」印象に。
デメリット
- 価格が高い(同ブランドのメリノの2〜3倍イメージ)
- デリケート&毛玉が出やすいため、ケア前提
- リュック・子ども抱っこ・家事など、摩擦の多いライフスタイルだと消耗が早い
7. どんな人にどっちが向いている?
メリノウールがおすすめな人
- 通勤・通学・家事育児でガンガン着倒すニットが欲しい
- 「電車やオフィスは暑いけど外は寒い」というシーンが多い
- 洗濯機で気軽に洗いたい(おしゃれ着コース+ネット)
- アウトドアや旅行にも使える防臭・汗対策インナーを兼ねたい
- 予算は抑えつつ、そこそこ上質感も欲しい
カシミヤがおすすめな人
- 肌触りと軽さ重視で、「一軍のお出かけニット」が欲しい
- オフィス・レストランなど、服に負荷がかかりにくいシーンが中心
- ブラッシングや保管など、ケアに手をかけるのが苦にならない
- 1〜2枚の相棒ニットを長く育てたい
8. ユニクロ中心「現実的な買い方」プラン
日常のベース:まずはメリノで土台を作る
- エクストラファインメリノ(or メリノブレンド)を色違いで数枚
- クルーネック:通勤〜カジュアルまで万能
- タートルネック:真冬の防寒&きちんと感
- カーディガン:温度調整用&オフィスの羽織りに
ご褒美枠:カシミヤを1〜2枚プラス
- 頻度高く使うなら:黒・ネイビー・グレージュのクルー or タートル
- 華やかさ重視なら:カラーものやショートカーディガン系
結論:
「毎日ヘビロテ用 → メリノ中心」、
「ここぞの1軍・ご褒美 → カシミヤ」
という役割分担で考えると、ワードローブ全体のバランスがとりやすくなります。
私もユニクロのメリノウールニットは骨格ロマンティックにもよく合うので色違いで数色揃えています。ホワイトは少し透けるので上にカーディガンを羽織ったりインナー対策をしています。
自分の年齢・生活スタイル・肌の敏感さに合わせて、
「ベースはメリノ」「ポイントでカシミヤ」の比率を調整してみてくださいね。
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