「毎日でも食べたくなるパン」──そんな理想を体現するのが、メゾンカイザー(MAISON KAYSER)。
1996年にパリで創業して以来、天然酵母・フランス産小麦・高品質バターにこだわった本格派ベーカリーとして、世界中のパン好きを魅了してきました。日本でも約30店舗を展開し、「パリそのままの味」を気軽に楽しめると評判です。
この記事では、ブランドの成り立ち・人気パンの特徴・店舗スタイル・最新トピックまで徹底解説!パン好きなら一度は訪れたい名店の魅力を紐解いていきます。

1. パリ発の哲学|“軽やか”で“芳醇”なパンづくり
メゾンカイザーは、四代続くパン職人の家に生まれたエリック・カイザー氏によって創業されました。彼が提案したのは、伝統的なフランスパンに対する新しいアプローチ。
- 天然液体ルヴァンによるしっとりとした内層
- フランス産オリジナル小麦粉による風味豊かなクラスト
- 発酵バターを贅沢に使ったヴィエノワズリー
この3つの要素が融合し、“皮はパリッ、中はもっちり、香りは深く”という理想的なパンを生み出しているのです。
2. “おいしさの理由”を支える3本柱
柱 | こだわり | 具体例 |
---|---|---|
① 小麦粉 | フランスVIRON社と共同開発のT65粉を空輸。一部店舗では石臼挽きブレンドも使用。 | 麦の甘みと軽い酸味がバゲット・モンジュで際立つ |
② 天然液体ルヴァン | Fermentolevain®で24時間温湿管理。世界中の店舗で同じ母種を使用。 | 3時間ごとに自動撹拌、均一な発酵で安定した風味 |
③ 高品質バター | エシレA.O.P.やイズニー産など指定発酵バターを使用。 | クロワッサンは手作業のラミナージュで層を形成 |
3. 定番人気パン BEST6
カテゴリ | 商品 | 価格(税込) | 特徴 |
---|---|---|---|
ハード系 | バゲット・モンジュ | ¥324 | 24時間低温発酵で皮パリ、中もっちり。毎朝焼き立て行列あり。 |
食パン | パン・オ・ルヴァン | ¥432 | ルヴァン種100%。酸味控えめでトーストに◎ |
ヴィエノワズリー | クロワッサン | ¥302 | バター香が芳醇。層がしっかりと軽い仕上がり。 |
惣菜パン | カレーパン | ¥324 | 24種スパイス×牛すね肉。オンライン配送対応。 |
季節限定 | ガレット・デ・ロワ | グランデ¥2,800 | 1月限定。フェーヴコレクションで毎年話題に。 |
スイーツ系 | パン・オ・ショコラ | ¥345 | バトンショコラ×バター生地。午後には完売も。 |
どれも美味しいですが、私のおすすめはクロワッサンです!
4. 店舗タイプと日本展開の特徴
- ブーランジュリー+カフェ型:丸の内、神楽坂、大阪ルクアなど。
→ ガレットやキッシュのセットメニューが豊富。 - &COFFEE MAISON KAYSER:神谷町や柏の葉などに展開。
→ 焼きたてクロワッサンとコーヒーで朝活にも◎。 - オンラインショップ:
冷凍パン詰め合わせ「週末お届け便」が人気。
都内では朝8〜10時にバゲットを求める行列ができることも。11時以降は惣菜系や甘系が揃います。
5. ここがスゴイ/ここは注意点
メリット | 注意点・対策 |
---|---|
本場パリと同じ酵母・粉を使用しクオリティ安定 | ハード系は翌日硬くなる→霧吹き+200℃でリベイク |
バター香MAXのクロワッサン | 高脂肪=カロリーも高め。個数調整を。 |
300円前後で本格フランスパンを楽しめる | デニッシュ系は午前中に売り切れやすい |
オンライン通販で全国対応 | 冷凍便は“福袋方式”で種類指定不可 |
6. 最新トピック(2025上半期)
- バゲット・スペシャル復刻:6月~8月限定。極薄クラストと瑞々しい中身。
- 発酵バターアイス登場:&COFFEE店舗でクロワッサンサンドに。
- 大阪万博フランスブース監修パン:ルクア大阪店で外国人観光客に人気。
まとめ|“本場パリの味”を日常の中に
メゾンカイザーは、粉・酵母・バターというシンプルな素材に徹底的に向き合い、フランスの味を忠実に届けるブーランジュリーです。
朝のバゲット、昼のキッシュ、午後のクロワッサン…。いつ訪れても「香りと食感で幸せになれる」一品に出会えるでしょう。
公式通販でも冷凍パンの詰め合わせが購入可能なので、近くに店舗がない方もぜひ一度お試しを。
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