「香水って若い人のもの?」そんなことはありません。今、60代女性の間で“香りのある暮らし”が静かなブームになっています。今回は@cosmeの年間ランキングTOP50(2025年)をもとに、60代に本当に人気の香水を価格帯・ブランド・香調別に徹底解説!
長年愛されてきた定番から、最近注目されている軽やかなフローラルまで。シーン別の使い分けや香水の選び方のコツもご紹介します。
人気の価格帯は?|“ちょうどいい”を見つける香水選び
ランキングを分析すると、5,000円〜20,000円の“ミドル〜ハイエンド帯”が全体の約8割を占めていました。「良い物を適量だけ買いたい」という、60代の賢い香り選びが見てとれます。
- 〜5,000円:SHIROやロジェガレなど気軽に使える香りが人気。孫との共有にも。
- 5,001〜12,000円:Miss DiorやIdôleなど、プレゼントにも定番の華やか系が中心。
- 12,001〜20,000円:Jo MaloneやChanelで上質な気分に。50mlサイズが主流。
- 20,001円以上:Tom FordやLVなど、思い出や特別な外出用として購入される傾向。
よく選ばれているブランドは?
60代ランキングに登場した回数が多かったブランドTOP5はこちら:
- Dior(7件):Miss Diorシリーズが圧倒的。世代を超えて愛されるフローラル。
- Jo Malone London(6件):English PearやSweet Peaなど“英国庭園”系が好評。
- Guerlain(6件):アクアアレゴリアシリーズが柑橘系好きの60代に刺さる。
- DECORTÉ(5件):15mlのKIMONOシリーズが“上品で持ち運びやすい”と好評価。
- Chanel(4件):長年の愛用品としてChanceやCoco Mademoiselleが根強い人気。
香りの傾向|今60代に選ばれている香調とは?
- フルーティフローラル:English PearやIdôleなど。「みずみずしくて若々しい」との声多数。
- エレガント・ローズ:Miss Dior ParfumやForever & Ever Dior。「落ち着く」「昔から好き」との口コミ。
- シトラス&ハーバル:ロクシタンやアレゴリア。「暑い日にも爽やか」「家族に好評」。
- パウダリームスク:キモノ ユイやレッドローズ。「清潔感」「肌なじみが良い」など日常使いに◎。
- ウッディ・オリエンタル:Tom Fordのロストチェリーなど。「夜の外出にぴったり」「少量で深みがある」。
ロングセラー vs 新作|香りの“時間旅行”を楽しむ
- ロングセラー:フォーエヴァー&エヴァー(2003)やグリーンティー(2002)は「思い出の香り」として支持。
- 2024〜25年新作:Miss Dior Parfum(2024)やキモノ ミモザ(2025)は「甘すぎず透明感がある」と好評。
長年の愛用品をベースに、軽やかな新作をシーンごとに取り入れる“香りのアップデート”が60代に支持される理由のひとつです。
実用アドバイス|60代の香水ライフを楽しむコツ
- 軽やか+品のある香りが昼夜で好相性。朝はヴァーベナ、夜はMiss Diorで。
- 15〜30mlのミニサイズを常備して気温や場所に応じて香り替え。
- ボディミストやシルキーミストで“香害”を防ぎつつ控えめに香る。
- レフィル対応モデルでサステナブル&経済的に楽しむ。
- 世代間で香りの共有も◎。SHIROやフィアンセは孫とも楽しめると高評価。
まとめ|60代におすすめの香水スタイルとは?
60代の香水選びは、“思い出に残る香り”と“今の自分に寄り添う香り”をバランスよく使い分けるスタイルが理想。
朝は爽やかなティー系、午後はパウダリーな清潔感、夜はウッディな深み──時間やシーンに合わせて“香りの時間割”を楽しむことで、毎日の気分がぐっと上がるはず。
ぜひこのランキングを参考に、自分らしい香りと出会ってください。
ランキング元:@cosme 60代向け香水ランキング
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