ラ・プレリー(La Prairie)はひと言でいえば、
「スイス発・世界最高級クラスのアンチエイジング特化ラグジュアリースキンケア」ブランドです。
ドラッグストア〜一般的なデパコスとは完全に別世界。
1アイテム数万円〜、ラインによっては10万円超えも当たり前の“超ハイエンド帯”で、その分 「独自の細胞コンプレックス」「キャビア」「プラチナ」「ピュアゴールド」など、ラグジュアリー成分と先端研究を全面に打ち出しています。
自分へのご褒美や誕生日やクリスマス、母の日や父の日のプレゼントや特別な方へのギフトにもおすすめです。
1. ラ・プレリーのブランド概要と立ち位置
1-1. ルーツはスイスの長寿クリニック
ラ・プレリーの起源は、1931年にスイス・レマン湖畔に開業した「Clinique La Prairie(ラ・プレリー クリニック)」。
長寿・若返り治療(細胞療法)で世界中の要人やセレブが通う、高級クリニックとして知られています。
そのアンチエイジング研究から誕生したのが、コスメブランドとしてのLaboratoires La Prairie。
コンセプトは、「細胞レベルの若々しさを目指すスキンケア」です。
現在はニベアなどを展開するBeiersdorfグループ傘下ですが、ブランドの核にあるのは、
- 独自のExclusive Cellular Complex(エクスクルーシブ セルラー コンプレックス)
- スキンキャビア・プラチナムレア・ピュアゴールドといった超高級ライン
という「クリニック発の美容科学×ラグジュアリーな世界観」です。
1-2. 価格帯と市場ポジション
ラ・プレリーは海外メディアでも「世界で最もラグジュアリーなスキンケア」と評されるほどの超高級ブランド。
- 化粧水:おおよそ2〜3万円クラス
- スキンキャビアのクリーム・アイクリーム:5〜7万円前後
- プラチナムレア・ピュアゴールド:ライン一式で数十万円〜
まさに、「エステ&クリニック級のエイジングケアを自宅で味わうためのブランド」という立ち位置で、ターゲットは富裕層・ハイエンド層が中心です。
2. ラ・プレリーの主なシリーズと特徴
ラ・プレリーのスキンケアは、大きく成分テーマ別の4本柱+αで構成されています。
2-1. スキンキャビア(Skin Caviar)コレクション
アイコン的存在が「スキンキャビア」。深いブルーのパッケージとキャビアビーズが目印です。
- 悩み:たるみ・ハリ低下・フェイスラインの緩み
- 効果の軸:引き締め・リフティング・輪郭補正・弾力アップ
- おすすめ世代:40代〜、輪郭やほうれい線が気になり出した人
2-2. ピュアゴールド(Pure Gold)コレクション
ゴールドの容器が印象的なシリーズ。
「肌密度・栄養補給・更年期以降の肌のしぼみ」にフォーカスし、年齢とともに痩せた肌をふっくらとした印象に導くラインです。
2-3. プラチナムレア(Platinum Rare)コレクション
プラチナカラーのジュエリーのようなパッケージが象徴。
ブランドの中でも最高峰ラインで、「究極の肌再生・若返り」を掲げたフラッグシップ的存在です。
2-4. ホワイトキャビア / ラディアンス(White Caviar / Radiance)
ホワイト&ゴールドのパッケージが目印のブライトニングライン。
- 気になる悩み:シミ・くすみ・色ムラ・黄ぐすみ
- 狙う仕上がり:光を反射するような透明感・明るさ・ハリ
ブライトニングだけでなく、ハリや輪郭ケアも兼ねているため、
「くすみ+たるみを一緒にケアしたい大人肌」に向いています。
2-5. その他ライン
このほかにも、
- セルラー系のクレンジング・ローション
- 高機能日焼け止め(プロテクションヴェールなど)
- ミスト・マスクなどのスペシャルケア
といったアイテムが揃っており、
「洗う〜与える〜守る」までトータルでエイジングケアを完結できる構成になっています。
3. 代表的な人気アイテムと評判
3-1. スキンキャビア ラックス クリーム
ラ・プレリーといえばこれ、という看板アイテムがスキンキャビア ラックス クリーム。
重厚感のあるブルーのジャーに入った、リフティング&ハリケアクリームです。
キャビアエキスには、ビタミン・脂質・タンパク質などが豊富に含まれており、
肌の弾力・ハリ・うるおいを支える成分として配合されています。
口コミでは、
- 「テクスチャーが信じられないほどなめらかで、肌に溶け込むように馴染む」
- 「翌朝のふっくら感・ツヤ・なめらかさが別格」
といった“塗る時間そのものが贅沢な体験”という感想が多数。一方で、
- 1個数十mlで数万円〜という価格の高さ
- 「値段ほど成分が特別かどうか」は意見が分かれる点
など、「コスパというより体験価値を買うクリーム」という位置づけが現実的です。
3-2. スキンキャビア リキッドリフト / ハーモニー L’Extrait
キャビアビーズが満たされたボトルが印象的な、リフティング美容液がスキンキャビア リキッドリフト。
さらなるフェイスライン・輪郭に特化した新美容液ハーモニー L’Extraitも登場しています。
「肌がキュッと引き締まる」「フェイスラインがスッキリした気がする」といった、
物理的な引き締め感に関する口コミが目立つ一方、
「劇的なリフトアップを期待すると拍子抜け」という声もあり、
“緩やかなハリ・密度アップ+ラグジュアリーな使用感”を楽しむ美容液
と捉えるのがちょうど良さそうです。
3-3. ホワイトキャビア イルミネーティング パールインフュージョン
ホワイトキャビア ラインの人気ブライトニング美容液がホワイトキャビア イルミネーティング パールインフュージョン。
シミ・赤み・黄ぐすみ・灰色っぽさなど、複数の色ムラにアプローチしつつ、
ハリや弾力もサポートしてくれる多機能タイプです。
朝晩2〜3プッシュを顔〜首に伸ばし、その後にクリームでフタをする標準的な使用ステップなので、
「今のスキンケアに1本足して、トーンアップ&ハリを底上げしたい人」に向いています。
3-4. ピュアゴールド ラディアンス コレクション
ピュアゴールド ラディアンス コンセントレート(美容液)を中心としたシリーズは、
「密度低下・しぼみ・黄ぐすみ・疲れ顔」など、更年期以降の複合的な悩みにフォーカス。
ピュアゴールド粒子+ペプチド+独自のMeno Complexなどを組み合わせた処方で、
ホルモンバランスの変化による肌のボリュームロスにアプローチするとされています。
レビューでは、
- 「肌表面が驚くほどなめらか」「内側から発光するようなゴールドのツヤ」
- 「ただしライン使いすると20万円超えも当たり前なので、本当に価値を感じる人向け」
という“感動級だけど財布のハードルも最上級”という評価が現実的です。
3-5. スキンキャビアのアイケア
目元用美容液スキンキャビア アイエッセンスやアイクリームも人気アイテムです。
むくみ・乾燥・小ジワ・たるみなど、年齢が出やすい目元にフォーカスし、
「朝、メイク前に使うとコンシーラーのノリが違う」「疲れ顔がマシになる」といった声が多い一方で、
- クマの色そのものが劇的に変わるわけではない
- アイテム単価が高いので、コスパ重視派には不向き
などの現実的な口コミも。
「顔全体ではなく、まずは目元から一点豪華主義で試す」という入り方もおすすめです。
4. ラ・プレリーのメンズ利用について
ラ・プレリーには「MENライン」のような独立シリーズはありませんが、
ほとんどのアイテムがユニセックス仕様で、特にスキンキャビア系は男性ユーザーからの支持も高めです。
4-1. 男性が使いやすいライン&基本ステップ
忙しいビジネスパーソンでも続けやすい組み合わせ例は次の通りです。
- 朝:洗顔 → 化粧水 → スキンキャビア アイエッセンス(目元)
- 夜:洗顔 → 化粧水 → スキンキャビア リキッドリフト(全顔) → 必要な部分にクリーム少量
「とにかく簡単に済ませたい」男性は、
洗顔+リキッドリフト+目元エッセンスの3ステップでも十分、ラ・プレリーの良さを体感できます。
50代以上でスキンケアも“ステータスの一部”として楽しみたい男性には、
夜だけピュアゴールド or プラチナムレアの美容液+クリームを取り入れる“ラグジュアリーなナイトケア”も人気です。
5. ラ・プレリーのメリット・デメリット
5-1. メリット
- クリニック発のストーリーと独自セルラーコンプレックス
スイスの長寿クリニックにルーツを持ち、独自のExclusive Cellular Complexを全ラインに共通配合。
「ただの高い化粧品」ではなく、“ストーリーと研究背景のあるラグジュアリースキンケア”としての価値があります。 - キャビア・プラチナ・ゴールドなど象徴的なライン
レア成分×最先端の処方、ジュエリーのようなパッケージで、所有欲・ギフトニーズが非常に高いブランドです。 - 使用感・テクスチャー・香りの圧倒的ラグジュアリーさ
多くのユーザーが「塗る時間自体がスパのよう」と表現するほど、
スキンケアを“儀式”として楽しめる体験価値があります。 - エイジング悩みをトータルカバーできるライン構成
ハリ・たるみ・シミ・くすみ・密度低下・乾燥・目元…と、
年齢とともに増える悩みをシリーズで網羅できるのも魅力です。
5-2. デメリット
- 圧倒的な価格の高さ
クリームや美容液が数万円〜、マスクセットで十万円超えも珍しくない世界。
ライン使いを継続しようと思うと、年間で数十万円レベルの投資になります。 - 成分コスパへの疑問は残る
成分自体は非常にリッチですが、
「価格の一部はブランド価値・研究費・パッケージ・マーケティング費も含まれている」と見るユーザーも多く、
“費用対効果”より“満足度とステータス”を重視する人向けです。 - 魔法のような若返りまでは期待できない
ハリ・ツヤ・なめらかさの改善は実感しやすい一方、
「シミやたるみが一気に消える」「手術級のリフトアップ」とまではいかないため、
メディカル施術との違いを理解したうえで選ぶことが大切です。 - 香り・リッチさが苦手な人もいる
重めのクリームとしっかりした香りが特徴なので、
無香料・シンプル処方が好きな人には向かない場合もあります。
6. エリクシール・オバジ・SUQQUとの比較
同じ「エイジングケア」としてよく検討されるブランドと、ざっくり比較してみましょう。
| ブランド | 価格帯 | ブランド軸 | 強み | 向いている人 |
|---|---|---|---|---|
| ラ・プレリー | 超高価格 | クリニック発×細胞コンプレックス×キャビア・プラチナ・ゴールド | 圧倒的なラグジュアリー感とトータルエイジングケア | 富裕層・50代以降の本格エイジングケア、または「一生に一度のご褒美・ギフト」 |
| SUQQU(スキンケア) | 高〜ハイエンド | 顔筋マッサージ×艶・立体感 | 艶とリフト感、メイクとの相性の良さ | 30〜50代で、“スキンケア時間を大事にしたい”人 |
| エリクシール | 中価格 | ドラストで買える総合エイジングケア | つや玉・ハリ・美白をバランス良くケアしやすい | 30〜50代の「現実的な価格で総合ケア」派 |
| オバジ | 中〜高 | ビタミンC高濃度×毛穴・くすみ対策 | 即効性のある透明感・毛穴ケア | 20代後半〜40代で、毛穴・くすみが気になる攻めのケア派 |
ざっくりまとめると、
ラ・プレリーは他ブランドのさらに“上の世界”で、価格よりも体験・ブランド力・ステータスを重視する人向けと言えます。
7. どんな人が、どのラインから始めるべき?
7-1. 女性向けおすすめパターン
- 40代後半〜60代以上/乾燥・ハリ低下・シミ・輪郭も気になる
ベースはスキンキャビアライン。
リキッドリフト+ラックスクリームに、くすみが気になる人はホワイトキャビアのパールインフュージョンをプラス。 - 更年期以降/肌の痩せ・密度低下・黄ぐすみが気になる
ピュアゴールド ラディアンス コンセントレート(美容液)+クリームで、
密度・ツヤ・栄養感を重視したケアを。 - 予算は限られるけれど、一点豪華主義で試してみたい
顔全体ではなく目元ケアから入るのがおすすめ。
スキンキャビアのアイエッセンスやアイクリームなら、1本で長く持ちやすく、効果も実感しやすい部位です。
7-2. 男性向けおすすめパターン
- 30〜40代ビジネスマン/目元・ほうれい線が気になり始めた
朝は目元だけスキンキャビア アイエッセンス、夜はリキッドリフトを全顔に。
「きちんとケアしている感」を出しつつ、スキンケアステップは最小限に抑えられます。 - 50代以上のエグゼクティブ/ご褒美&ステータス重視
週数回のスペシャルナイトケアとして、ピュアゴールド or プラチナムレアの美容液+クリームを投入。
「スキンケア=自己投資・嗜好品」として楽しみたい方にぴったりです。
8. まとめ|ラ・プレリーは“結果+体験”を楽しむご褒美スキンケア
ラ・プレリーは、スイスの長寿クリニック発の研究を背景に、
独自のセルラーコンプレックスとキャビア・プラチナ・ゴールドなどのラグジュアリー成分を惜しみなく使った“世界最高級クラス”のエイジングケアブランドです。
価格だけを見るとかなりハードルが高いですが、
- ハリ・ツヤ・なめらかさなどのエイジングサインをトータルでケアできる
- 塗る時間そのものがスパのような癒し&高揚感になる
- コスメでありながら、ジュエリーや時計のような“所有する喜び”がある
という意味で、
「肌への投資+自分を甘やかすためのご褒美」として選ぶ価値のあるブランドです。
最新のコレクションやラインナップは、公式サイトでチェックできます。
気になる方は、まずはラインを眺めるところから“ラ・プレリーの世界観”を味わってみてください。
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