「発色バチッ!」「キラキラ盛り盛り!」ではなく、
「骨格と肌そのものを美しく見せる、上質な艶とニュアンス」に全振りしているのが、SUQQU(スック)のコスメです。
エクセルやキャンメイクのような、分かりやすい高発色&プチプラ系とはまったく別ジャンル。
薄く重ねて、陰影と光のコントラストで顔立ちをデザインする「大人のためのラグジュアリーメイク」ブランドと言っていいでしょう。
「年齢を重ねるほど、派手さより“上品さ”と“艶”が欲しくなる」
そんな30代以降の女性から、とくに厚い支持を集めています。
誕生日やクリスマス、母の日のプレゼントやギフトにもオススメです!
1. SUQQUコスメの世界観とブランドコンセプト
SUQQUのカラーメイクは、公式でも「COLOUR MAKEUP」として独自の世界観が打ち出されています。特徴をざっくりまとめると、
- 攻めすぎないのに地味にならない、絶妙なニュアンスカラー設計
- 日本の「二十四節気・七十二候」から着想を得た、和の情緒ある色名
- トレンドを追いかけるのではなく、「季節を自分のものにする色」という発想
つまり、ビビッドカラーで目立つというより、
「肌と骨格を一段格上げして見せるための色」にこだわっているブランドです。
また、質感のキーワードは「艶」と「陰影」。
アイシャドウもチークもベースも、どれもが“ツヤ感と立体感”を邪魔しないよう設計されていて、
- 厚塗り感が出にくい
- ラメ・パールがギラギラせず、あくまで上品
- 肌の凹凸や年齢サインを悪目立ちさせない
といった点が、40代以降のまぶたや頬にも支持されている理由です。
2. SUQQUの主なラインナップ
2-1. ベースメイクライン
SUQQUはもともとベースメイクの評価が非常に高く、公式にも「THE BASE MAKEUP」という特設ページが用意されているほど。主なアイテムは次の通りです。
- ザ・ファンデーション(クリームファンデ)
- ヌード ウェア リクイド EX(リキッドファンデ)
- ザ リクイド ファンデーション
- ザ プライマー/各種プライマー
- シアー ルース パウダー などのフェイスパウダー
いずれも共通しているのが、「素肌感を残しつつ、肌悩みをふんわりぼかす」仕上がり。
「隠す」より「美しく見せる」にフォーカスしたベースが特徴です。
2-2. カラーメイクライン
カラーメイクの代表アイテムはこちら。
- シグニチャー カラー アイズ(4色アイシャドウパレット)
- ピュア カラー ブラッシュ/メルティング パウダー ブラッシュ/ブラーリング カラー ブラッシュ
- モイスチャー グレイズ リップスティック、シアー マット リップスティック、カラー インク リクイド リップなどのリップ
- マスカラ、アイライナー、アイブロウ、ハイライト、シェーディング など
毎シーズン、春夏・秋冬・ホリデーとコレクションが展開され、
限定色は発売のたびに話題になるほど。コレクションごとに「和×季節」の世界観がつくりこまれているのも、SUQQUファンが増え続けている理由です。
3. ベースメイクの名品と口コミ傾向
3-1. ヌード ウェア リクイド ファンデーション(EX)
海外の美容ブロガーやライターにも愛用者が多い、リキッドファンデの名品。特徴は、
- 仕上がり:軽くシルキーなツヤ肌。いかにも「ファンデを塗りました」という厚みが出にくい。
- カバー力:軽〜ミディアム。シミや濃いクマはコンシーラー併用前提で、「素肌感を残す」方向。
- 持ち:パウダーで仕上げれば、混合肌でも6〜8時間ほどきれいに持つというレビューが多め。
口コミを総合すると、
- 「呼吸しているみたいに軽い」「時間が経つほどツヤがなじんできれい」
- 「カバー力よりも、ツヤと質感重視の人向け」
という評価が目立ちます。一方で、
- 高価なので、毎日のデイリー使いには躊躇する人もいる
- しっかりカバーしたい人には物足りない可能性
といった声もあり、「素肌っぽさを残したい人向けのご褒美ファンデ」と考えるとイメージしやすいです。
3-2. ザ・ファンデーション
クリームタイプのハイエンドファンデーション。海外の美容メディアでも大きく取り上げられ、 「今までで一番高いけど、それでも買ってよかった」というレビューも見られるアイテムです。
- テクスチャー:リッチでクリーミーなのに、厚塗り感が出にくい処方。
- 仕上がり:なめらかでリッチなツヤ肌。大人の肌をふっくら見せる方向の仕上がり。
- 肌質:乾燥〜普通肌に特におすすめ。脂性肌さんには少し重く感じやすい傾向。
「高いけれど、写真写りが段違い」「特別な日用の勝負ファンデ」として持っている人も多く、
“ここぞ”という日用に1つ持っておきたいタイプの名品です。
4. 目元の主役:シグニチャー カラー アイズ
SUQQUといえばこれ、と言われるほど人気なのが4色アイシャドウパレット「シグニチャー カラー アイズ」。ブランドの世界観を象徴するアイテムです。
4-1. 質感・発色の特徴
- テクスチャー:とてもやわらかく、シルクのような粉質。さっととるだけでブラシにも指にも均一につきます。
- 発色:一度にドーンと濃くつくのではなく、重ねるほど奥行きが出る中〜高発色設計。
- ラメ・パール:繊細で上品。キラキラというより「しっとり艶めく」イメージで、大人の目元に馴染みやすい。
アイベースを使えば8時間以上ヨレずに持つという声も多く、
「忙しい日でも朝の仕上がりをキープしやすいアイシャドウ」として支持されています。
4-2. 人気色・カラーバリエーション
- 04 純撫子(SUMINADESHIKO):ピンク〜モーヴ系の、甘すぎない大人ピンクパレット。
- 09 香り風(KAORIKAZE):ゴールド×レッドニュアンスのブラウンパレット。温かみのある秋冬メイクに人気。
- 季節限定色:オレンジ×ゴールド、コーラル×ブラウンなど、「和の色名×繊細な配色」が毎シーズン登場。
口コミでは、
- 「粉っぽくならず、40代のまぶたにもきれいに密着する」
- 「どの色をどう組み合わせても変にならない安心感がある」
といった、“失敗しにくさ”と“大人に似合う艶”が高く評価されています。 一方で、「一撃高発色が好きな人」「海外コスメのような派手カラーが好みの人」にはやや物足りないこともあります。
5. チークの名品:ピュア カラー ブラッシュ&メルティング パウダー ブラッシュ
5-1. ピュア カラー ブラッシュ
SUQQUのチークといえば、2色グラデーションが特徴的な「ピュア カラー ブラッシュ」。見た目の美しさも人気で、コレクションしている人も多いシリーズです。
- 濃い側:メインのチークカラー
- 薄い側:ハイライト的な使い方ができる色
2色を混ぜたり、濃淡を調整したりすることで、ふんわり血色からしっかり発色まで自在にコントロール可能。
しかも粉質が非常に細かく、頬にのせても粉っぽさが出にくいのが魅力です。
「ムラになりにくく、ぼかしやすいのでチークが苦手でも扱いやすい」というレビューも多く、
チーク迷子さんの“卒業アイテム”にもなりやすい一品です。
5-2. メルティング パウダー ブラッシュ&ブラーリング カラー ブラッシュ
近年のSUQQUチークで人気を伸ばしているのが、
- メルティング パウダー ブラッシュ:肌にとろけるような一体感で、より「素肌っぽい」仕上がりに。
- ブラーリング カラー ブラッシュ:ふんわりと霞がかったような、ソフトフォーカス血色を演出。
どちらも共通しているのは、「色+光で頬の立体感を演出する」設計。
ピュア カラー ブラッシュが「しっかり色と艶」で魅せるチークだとしたら、
メルティング/ブラーリングは「肌そのものに溶け込む血色感」で魅せる、よりナチュラル志向のチークと考えると分かりやすいです。
6. 大人の口元を彩るSUQQUリップ
SUQQUのリップは、色味も質感も「大人の口元に似合うかどうか」がしっかり計算されています。
- 深みのあるレッド、ブリック、モーヴ、ベージュなど、和のニュアンスを感じる“深色”が得意
- ツヤ〜シアーマットまで、どの質感も上品で悪目立ちしにくい
なかでも注目なのが、モイスチャー グレイズ リップスティック。 濃密なツヤ膜で唇の縦ジワをふっくらぼかし、うるおいをキープしてくれる設計です。
限定で登場した色なしのグロッシータイプは、
- 単品でツヤだけ楽しむ
- 手持ちの口紅に重ねて、艶と保湿をプラスする
といった使い方ができ、「大人のツヤリップ下地」としても人気です。
総じて、SUQQUのリップは「一度でガツンと色がのる」というより、
重ねるごとに色と艶がじわっと深まるタイプ。
年齢とともに目立ちやすい唇のシワも目立ちにくく、しぼみがちな口元を上品に見せてくれます。
7. SUQQUコスメのメリット&デメリット
7-1. メリット
- 艶と骨格を美しく見せる設計
ベース・アイ・チーク・リップすべてが、艶と立体感を邪魔しないように作られているため、
「顔立ちそのものをきれいに見せたい」大人のメイクにぴったりです。 - 粉質・テクスチャーのなめらかさ
シグニチャー カラー アイズのしっとりした粉質、チークの微細パウダー、ファンデの軽さなど、
触れたときの心地よさも“ラグジュアリー”そのもの。メイク時間が癒やしの時間になります。 - コレクションの世界観が楽しい
日本の四季や七十二候をテーマにした色名・ビジュアルで、
新作が出るたび「今回はどんな世界観?」とワクワクできるのも魅力です。 - 海外でも評価の高い“ジャパニーズラグジュアリー”
イギリスやヨーロッパの美容通からも支持されており、
「自然で上品な艶肌とニュアンスカラーが叶う日本ブランド」として存在感を放っています。
7-2. デメリット
- 価格が高め
ファンデは1万円前後、アイシャドウやチークも5,000〜7,000円台と、
デパコスの中でもハイエンド寄り。メイク初心者には少しハードルが高く感じるかもしれません。 - 一撃高発色が好きな人には物足りない
韓国コスメのようなネオンカラーやラメぎっしりのアイテムが好きな人には、
上品すぎて「もっと派手さが欲しい…」と感じる可能性も。 - 限定・廃番が多い
季節コレクションの人気色はすぐ完売し、再販なしのことも多いです。
「気に入った色があったら早めに買う」が鉄則のブランドでもあります。
8. 他ブランドと比べるとどんな立ち位置?
| ブランド | 価格帯 | 仕上がり・特徴 | 向いている人 |
|---|---|---|---|
| SUQQU | 高〜ハイエンド | 艶とニュアンス重視。発色はビルドアップ前提で、粉質・テクスチャーが非常になめらか。 | 30代以降の大人メイク/上品な艶と立体感が欲しい人/ベース〜ポイントまでトータルで仕上げたい人 |
| ADDICTION | 中〜高 | しっかり高発色&モード寄り。カラバリ豊富で、単色アイシャドウが人気。 | アイメイクで遊びたい人/トレンド感のある色が好きな人 |
| シャネル | 高 | 存在感のあるカラーとモード感のある仕上がり。 | ラグジュアリー×モードな雰囲気が好きな人 |
| ルナソル | 中〜高 | 肌なじみの良いブラウン系が得意。上品で使いやすい定番カラーが多い。 | 毎日メイクに使える王道ブラウンが欲しい人 |
ざっくりまとめると、「和のニュアンス×艶で大人の骨格を美しく見せたいならSUQQU」という立ち位置。
9. どんな人が何から買うと正解?
9-1. SUQQUが向いている人のイメージ
- 年齢:30〜50代くらい
- 肌質:普通〜乾燥寄り(※オイリーさんは下地&パウダーで調整すればOK)
- 好み:可愛いより「上品・凛とした・大人っぽい」が好き
- プチプラを数多く試すより、「気に入ったデパコスを長く使いたい」タイプ
9-2. 最初の1〜3点はこのあたりがおすすめ
- ベース派なら:ヌード ウェア リクイド EX or ザ・ファンデーション
肌づくりにこだわりたい人は、まずファンデーションから入るのがおすすめ。
ヌード ウェア リクイドは「軽さとツヤ」、ザ・ファンデーションは「リッチなツヤとカバー力」を求める人向きです。 - アイメイク派なら:シグニチャー カラー アイズ(定番ブラウン or ピンク系)
限定色も魅力的ですが、最初の1つは毎日使いやすい定番色がおすすめ。
オフィスでも浮かないブラウン、ほんのり血色感を足せるピンクブラウンなどが失敗しにくいです。 - チーク好きなら:ピュア カラー ブラッシュ(コーラル・ベージュ系)
2色グラデーションで、ハイライト的にも使えるピュア カラー ブラッシュは1つ持っておくと便利。
コーラルやベージュ系なら、どんなメイクにも合わせやすく、顔色をさりげなく底上げしてくれます。
10. まとめ|SUQQUは「大人の顔立ちをデザインする」ご褒美コスメ
SUQQUのコスメは、ただ色をのせるためのメイクではなく、
「大人の骨格・肌・表情そのものを美しく見せるためのツール」という位置づけに近いブランドです。
価格はたしかにお高めですが、
- 年齢を重ねるほど気になってくる「艶」「立体感」「上品さ」を底上げしてくれる
- 毎朝メイクするたびに、「やっぱり買ってよかった」と思わせてくれる使用感
という意味で、まさに「大人のご褒美コスメ」として選ぶ価値があります。
公式サイトでは最新コレクションやカラーラインナップも詳しくチェックできます。
気になる方は一度、色の世界観だけでも覗いてみてくださいね。
スックのスキンケア記事はこちら👑SUQQU(スック)スキンケア徹底ガイド|アクフォンス&ヴィアルムで叶える大人の艶肌



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