ディアテック カウンセリング プレシャンプー徹底レビュー｜“0番目シャンプー”で素髪リセット＆トリートメントの効きを底上げ

「最近トリートメントの効きが悪い…」「ワックスやオイルを毎日使っていて、なんだか髪が重い…」
そんな人に刺さるのが、deartech（ディアテック） カウンセリング プレシャンプーです。

ざっくり言うと、これは
ワックス・シリコン・皮膜を“素髪レベル”まで一気にリセットするための、サロン用ディープクレンジングシャンプー。
毎日メインで使うシャンプーというより、

▶ カラー前・パーマ前・トリートメント前・ワックス盛った日の「0番目シャンプー」
としてプロが使うアイテムを、そのまま家庭用サイズで使えるイメージのアイテムです。

「一度、髪を“すっぴん状態”に戻してからケアしたい」人に、かなりハマります。

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1. 基本情報・ポジション整理

正式名：deartech（ディアテック） カウンセリング プレシャンプー
容量：主に 1000mL レフィル（業務用・大容量）
価格帯：楽天・Amazonなどで1,200〜1,800円前後 / 1000mL（ショップにより変動）
用途：

• スタイリング剤・皮脂・シリコンなどの“皮膜”をしっかり落とすためのプレ（前処理）シャンプー
• カラー・パーマ・トリートメントなど、「何かの施術前に素髪に戻す」目的のサロン用アイテム

香りは柑橘寄りのオレンジ系・さっぱり系というレビューが多く、
「クセが少なくて使いやすい」という声が目立ちます。
大容量でたっぷり使えるのに価格は控えめで、プロ仕様なのにコスパがかなり良い ポジションと言えます。

▶ 業務用ラインをそのまま家庭でも使えるイメージなので、
「市販クレンジングシャンプーより一段本格的に“素髪リセット”したい」人にぴったりです。

2. 成分と特徴｜普通のシャンプーとどこが違う？

主な洗浄成分

解析サイトなどで公開されている成分を整理すると、洗浄のベースはこんなイメージです。

• ラウレス-5カルボン酸Na
  石けん系に分類される洗浄成分。一般的な“アルカリ石けん”と違い、
  マイルドな洗浄力・低刺激・やや酸性寄りのpHが特徴とされています。
  皮脂やスタイリング剤など油性の汚れに強く、キューティクルを極端に開かせずに洗えるのがポイント。
• コカミドプロピルベタイン
  両性界面活性剤。泡立ちUPと刺激緩和の役割で、石けん系の強さをマイルドに調整してくれます。
• パーム核脂肪酸アミドDEA／ジステアリン酸PEG-150
  泡をクリーミーで濃密な質感にする補助洗浄剤。
  少量でもしっかり泡立つようにバランスが取られています。

処方の思想：とにかく「落とす」に全振り

カウンセリング プレシャンプーは、

• 石けん系ベースで皮膜除去能力は高め
• pHコントロール＋ベタイン系で刺激はできるだけマイルドに調整

というバランスで、
シリコンなどのコーティング剤・スタイリング剤・皮脂・ポリマー系の“蓄積汚れ”をしっかり落とし、素髪状態にリセットすることが一番の目的です。

その代わり、
保湿成分やダメージ補修成分はかなり控えめ。
「これ一本でしっとり仕上げる」というより、“後から使うシャンプー＆トリートメントを生かすための下地”として設計されているのが大きな違いです。

3. 評判・口コミ傾向｜リセット力は？きしむ？

良い口コミで多いポイント

• 「一回で髪が“素”に戻った感じ」
  「皮膜毛がリセットされる」「トリートメントの入りが良くなる」など、
  “リセット感”を評価する声がとても多いです。
  サロン帰りのような、素髪に近い軽さを実感する人も。
• 泡立ちがよくワックス落ちが早い
  少量でモコモコ泡立ち、「スプレーワックスやハードワックスも一発で落ちる」と、
  スタイリング剤多用派から高評価。
• コスパがおかしいレベル
  1000mLで1,000円台〜という価格に対して、
  「1回あたりのコストが数円レベル」「市販のクレンジング系より圧倒的にコスパがいい」との声も。
• 頭皮が軽くなる・ベタつきが抜ける
  脂性頭皮寄りの人からは、「頭皮のベタつきが取れてかゆみが減った」「夕方のぺったり感がマシになった」という口コミも見られます。

イマイチ評価・注意点

• きしみ・ごわつきを感じる人もいる
  「ロング＆ハイダメージ毛だときしむ」「単品連用は無理」という声も一定数。
  特に毛先ダメージが強い人は、プレシャンとして割り切る使い方が前提です。
• 毎日使うと乾燥しやすい場合がある
  解析・美容師レビューでも、
  「毎日のメインシャンプーには不向き」「週1〜2回のスペシャルケア向き」と明言されていることが多いです。
• 水質・温度によって泡切れが変わる
  石けん系の特性として、硬水や低温の水だと泡切れが悪く感じることも。
  35℃以上のぬるま湯でしっかりすすぐのがおすすめです。

4. 美容師目線でのおすすめの使い方＆頻度

基本の使い方（0番目シャンプー）

1. 予洗い
   まずは35～40℃くらいのぬるま湯で、髪と頭皮をしっかりすすぎます。
   この予洗いだけで、汚れの約6〜7割は落ちると言われています。
2. プレシャンプー（カウンセリング プレシャンプー）
   ショートで1〜2プッシュ程度を目安に手に取り、よく泡立ててから頭皮〜毛先までなじませます。
   泡で包み込むようにマッサージしながら、スタイリング剤・皮脂をオフしていきます。
3. しっかりすすぐ
   泡が残らないよう、ぬめりが完全になくなるまで丁寧にすすぎます。
4. その後に、いつものシャンプー＆トリートメント
   プレシャンで“素髪化”した後、いつものシャンプーで優しく洗い直し、トリートメントで保湿・補修という流れがおすすめです。
   施術前の場合は、そのままカラーやパーマ、トリートメント工程へ。

使用頻度の目安

• 一般〜普通毛の人：週1〜2回のスペシャルケア
• ワックス・スプレーをがっつり使う日：その日だけ0番目にプラス
• 脂性頭皮でベタつきが強い人：2〜3日に1回程度までなら、様子を見ながら導入してもOK

ポイントは、
「毎日これだけで洗おうとしない」こと。
あくまでも、“リセット日を作るためのシャンプー”として付き合うと、髪・頭皮ともにバランスよく保ちやすくなります。

5. メリット・デメリットをもう一度整理

メリット

• 皮膜・スタイリング剤・皮脂をしっかり落として「素髪化」できる
  その結果、カラー・パーマの入りやトリートメントの浸透が良くなる下地作りができるのが最大の強み。
• ディープクレンジングの中では刺激がマイルドな方
  石けん系ながら酸性寄り＋ベタイン配合で、一般的なアルカリ石けんシャンプーよりはやさしめ。
• 業務用大容量でコスパ抜群
  1000mLで1,000円台〜という価格は、リセット用シャンプーとしてはほぼ最強クラスのコスパです。
• 香りがさっぱり＆控えめ
  柑橘系の軽い香りで男女問わず使いやすく、強い香料が苦手な人にも向いています。

デメリット・注意点

• 保湿・補修力はほぼないので、単品連用はNG寄り
  ダメージ毛・ロングヘアが毎日これだけを使うと、乾燥・きしみの原因に。
• 水質・温度の影響を受けやすい
  硬水地域や冷たい水だと泡切れが悪く感じることがあるため、ぬるま湯でしっかり流す工夫が必要。
• 育毛・頭皮ケア・ダメージ補修目的には物足りない
  あくまで「落とす」役なので、頭皮ケア・ダメージケアは後段のシャンプー＆トリートメントに任せる前提です。

6. 他社プレシャンプー・リセット系との比較

製品	タイプ・目的	洗浄力の方向性	保湿・補修	価格・コスパ
ディアテック カウンセリング プレシャンプー	サロン用プレ（前処理）・皮膜除去	石けん系ベースで皮膜＆スタイリング剤に強いが刺激は調整済	最小限。後のケア前提	1000mLで1,200〜1,800円台と最強クラス
WUAO シリコン除去シャンプー	シリコン・スタイリング剤除去	しっかりめ。さっぱり〜ドライ寄り	少なめ	1000mLで約2,600円。やや高め
ルベル イオ クレンジング クリアメント	頭皮ケア寄り・軽いクレンジング	皮脂・軽いスタイリング剤をさっぱり落とす	アミノ酸・保湿あり。デイリー寄り	600mLで2,000円台〜
市販クレンジング系シャンプー	週1リセット用など	高級アルコール系が多く強め〜普通	シリコンやポリマーでしっとり演出	400〜500mLで1,000〜2,000円前後

こうして比べると、「純粋に“落とすこと”に特化したプロ用プレシャンプーを、業務用大容量で安く使える」のがディアテックの強み。
デイリー向きというより、“本気のリセット日”を作るための1本として持っておくイメージです。

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7. 向いている人・向いていない人

こんな人にはかなりおすすめ

• ワックス・スプレー・オイルなどスタイリング剤をよく使う
• 「トリートメントの効きが悪くなってきた」「カラーが入りにくい気がする」と感じている
• サロン帰りのような“素髪リセット日”を家でも作りたい
• 髪質：ノーマル〜硬毛・多毛、皮膜でペタンとなりやすい軟毛
• 大容量でガシガシ使えるクレンジングシャンプーを探している

注意した方がいい人

• ブリーチ毛・ハイダメージ・超ロングで毛先がかなり傷んでいる
• 乾燥肌・敏感頭皮で、石けん系シャンプー全般が合わない傾向がある

この場合は、月1〜数回まで頻度を抑える＋必ず保湿系シャンプー＆トリートメントをセット使いにしたり、
まずは少量で試して頭皮のヒリつき・かゆみが出ないか確認すると安心です。

私は週一の特別なヘアパックの前に使っています。

まとめ｜「落とす専門」の0番目シャンプーとして持っておきたい1本

ディアテック カウンセリング プレシャンプーは、
ラウレス-5カルボン酸Na＋ベタイン系を組み合わせた石けん系ベースのプレシャンプーで、
皮膜・スタイリング剤・皮脂をしっかり落として“素髪”にリセットすることに特化したサロンアイテムです。

・カラー・パーマ・トリートメント前の下地作り
・ワックス多用日のリセット
・週1〜2回のディープクレンジング
といった使い方に絞れば、1000mLの大容量でコスパ最強クラスの「0番目シャンプー」として大活躍してくれます。

逆に、
「これ1本で毎日しっとり仕上げたい」「ダメージ補修まで全部やってほしい」というニーズには不向き。
あくまで、後に使うシャンプーとトリートメントを最大限活かすための“素髪リセット担当”として使うのがベストバランスです。

スタイリング剤やシリコンの蓄積が気になり始めたら、
一度ディアテックで髪を“すっぴん”に戻してあげると、いつものトリートメントが見違えるかもしれませんよ。

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