“年齢にとらわれず、美しく”—— 50代が選ぶメイクアップのリアル
50代になると、メイクで重視するポイントが少しずつ変わってきますよね。若い頃のように大胆なカラーやツヤを楽しむというより、「自分の顔立ちに自然に馴染むか」「肌悩みを目立たせないか」「でも、今っぽさは欲しい」という視点が軸になってくるはず。
今回は、@cosmeの「50代女性メイクアップランキング(カテゴリ:802)」に基づいて、人気アイテム上位50点を徹底分析!価格帯・カテゴリ別傾向、ブランド別注目度に加えて、50代ならではの色選びのコツやプレゼントにも喜ばれるアイテムをご紹介していきます。
価格帯別|プチプラもデパコスも“賢く選ぶ”時代
価格帯 | シェア | 代表アイテム | 選ばれる理由 |
---|---|---|---|
〜¥1,000 | 26% | セザンヌ 超細芯アイブロウ、CANMAKE ライナー | 描きやすく、落ちにくい。高機能な“消耗品”はプチプラでOK |
¥1,001〜3,000 | 34% | ケイト リップモンスター、rom&nd アイブロウ | 質・機能・価格のバランスで“色冒険”ができる安心ゾーン |
¥3,001〜6,000 | 28% | コスメデコルテ アイグロウジェム、NARS ブラッシュ | 肌に溶け込む質感+上品な色味でリピート買いが多い |
¥6,001〜10,000 | 10% | SUQQU アイズ、YSL ブラッシュ | くすみ飛ばし+高発色。大人肌にちょうどいい“ご褒美”価格帯 |
¥10,001〜 | 2% | トム フォード アイ クォード | 所有満足と洗練されたカラー設計。ギフト需要も高 |
全体の88%が¥1,000〜6,000帯に集中。多くの女性がベースメイクよりも、“アイブロウ・アイシャドウ・リップで印象を変える”戦略をとっていることが分かります。
カテゴリ別シェア|目元と唇に集中する“印象コントロール”
- アイメイク(44%):眉・ライナー・シャドウが圧倒的支持。50代の最大関心は“目元の輪郭補正”
- リップ系(30%):乾燥や縦ジワをぼかし、自然な血色を出す“保湿ツヤリップ”が多数ランクイン
- チーク・シェーディング(20%):“骨格ぼかし”と“血色補正”を両立するハイブリッド設計が人気
ブランド別TOP5|信頼感と機能性が勝負の決め手に
- 1位:セザンヌ(4件) – プチプラなのに落ちにくい、描きやすい。特に「超細芯アイブロウ」は50代必須アイテム
- 2位:ケイト(4件) – リップ・シャドウ・アイブロウすべてで“影色設計”が評価
- 3位タイ:KANEBO・SUQQU・Dior(各3件) – 高発色・大人の肌になじむ処方でロイヤルユーザー多数
色選びのコツ|50代こそ“血色×陰影”でメリハリを
ここで、50代女性に多い色選びの悩みとその対策をご紹介します:
- 悩み1:唇がくすむ/血色が悪く見える
→ 青みよりも“赤み寄りのローズ・コーラル・ブラウン”がおすすめ。光沢のある保湿リップで“自然なツヤ”をプラス - 悩み2:眉がぼんやり/まぶたが下がる
→ 濃すぎない“グレージュ・アッシュブラウン”のアイブロウで自然に輪郭を補整。アイライナーはぼかしやすいペンシルが◎ - 悩み3:チークを塗ると浮く/老けて見える
→ “くすみローズ・ベージュ系”のパウダーチークを広めに。斜め下向きより、頬骨上に横長に入れると若見え
プレゼントに喜ばれるアイテム3選
- SUQQU ブラーリングブラッシュ – パウダーなのに“クリームのような艶”。ギフトに最適な上品パッケージ
- コスメデコルテ クリームグロウ – 2025年新作。テクスチャー・仕上がり・香りまで全方位で高評価
- トム フォード アイ クォード – 持っているだけで気分が上がる逸品。特別な日のギフトにも
発売年別トレンドと使い分け
- ロングセラー(〜2021):ケイト・M·A·Cなど。使い慣れて安心感あり
- ミドル世代(2022〜2023):質感刷新や色追加モデルが多く、流行と実用のバランス型
- 最新(2024〜2025):SUQQU・コスメデコルテなど。ぼかし・ツヤ・保湿力に優れた“年齢対応型”が急浮上
まとめ|“隠すメイク”から“生かすメイク”へ
50代になると、メイクは単なる“変身”ではなく、“自分らしさ”を整える手段に変わります。
今回のランキングでは、そんなニーズに寄り添ったアイテムが多数ランクインしていました。目元・唇・頬を整え、全体の印象をやわらかく引き締める——それが50代メイクの黄金バランスです。
「最近メイクがしっくりこない」「新しい色に挑戦したい」という方は、ぜひ本記事を参考に、“今の私に似合う一本”を見つけてみてくださいね。
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