Chopard（ショパール）徹底ガイド｜ハッピーダイヤモンドとハートが輝く“エシカルなハイジュエリー”の選び方

ハイブランド

カルティエやヴァンクリーフ＆アーペルが「フランス宮廷とアーカイブの世界」だとしたら、
ショパール（Chopard）は「スイス時計×レッドカーペット×エシカルなハイジュエラー」という、少し異なるポジションのメゾンです。

なかでも、

  • ダイヤが自由に踊るHappy Diamonds（ハッピーダイヤモンド）
  • ハート×動くダイヤのHappy Hearts（ハッピーハーツ）
  • 氷のキューブのようなIce Cube（アイスキューブ）
  • 「100％エシカルゴールド」を掲げるサステナブル・ラグジュアリー

という4つのキーワードを押さえておくと、ショパールの全体像がすごく理解しやすくなります。

この記事では、

  • ショパールの特徴・立ち位置
  • 代表コレクション＆人気ライン
  • 年代別（10〜60代）の選び方
  • 顔タイプ×骨格7タイプ別「似合いやすいショパール」
  • シーン別（婚約・仕事・子どもの行事・記念日）の選び方
  • 失敗しにくいショパール選びチェックリスト

まで、ジュエリー選びの目線でわかりやすく整理していきます。

▶ ショパール公式サイトはこちら

  1. 1. Chopard（ショパール）ってどんなブランド？
    1. 高精度時計工房から始まった、家族経営のハイジュエラー
    2. 「動くダイヤ」と「エシカル」の先駆者
  2. 2. 代表コレクション＆人気ライン
    1. 2-1. Happy Diamonds & Happy Hearts（ハッピーダイヤモンド＆ハッピーハーツ）
      1. Happy Diamonds｜“動くダイヤ”という遊び心
      2. Happy Hearts｜ハート×動くダイヤのアイコンライン
      3. My Happy Hearts｜“極小ハート”のデイリーライン
    2. 2-2. Ice Cube（アイスキューブ）｜氷のキューブの都会派ジュエリー
    3. 2-3. L’Heure du Diamant（ルール・デュ・ディアマン）｜レッドカーペット級のダイヤライン
    4. 2-4. Red Carpet & Green Carpet（レッドカーペット／グリーンカーペット）
  3. 3. 年代別（10〜60代）ショパールの選び方
    1. 10代｜憧れ＆節目の1点として
    2. 20代｜入門ショパール＆オフィス対応を兼ねて
    3. 30代｜“ちゃんとした1本”を揃える時期
    4. 40代｜レッドカーペット感のある華やかさをプラス
    5. 50代｜節目の記念日＆フォーマルシーンが増える年代
    6. 60代〜｜ご褒美＆“受け継ぐジュエリー”として
  4. 4. 顔タイプ×骨格7タイプ別：似合いやすいショパール
    1. A. 曲線顔（フェミニン・ソフトエレガント・キュート）× ウェーブ／ロマンティック／ソフトクラシック
    2. B. 直線顔（クール・エレガント）× ストレート／クラシック
    3. C. フレッシュ／クールカジュアル × カジュアル骨格
    4. D. ドラマティック／ハイファッション系（存在感強め）
  5. 5. シーン別：ショパールジュエリーの選び方
    1. 5-1. 就活・オフィス
    2. 5-2. 婚約・結婚（ブライダル）
    3. 5-3. 子どもの入園・入学・卒業式
    4. 5-4. 誕生日・結婚記念日・自分へのご褒美
    5. 5-5. 還暦・退職・金婚式など
  6. 6. 失敗しにくいショパール選びチェックリスト

1. Chopard（ショパール）ってどんなブランド？

高精度時計工房から始まった、家族経営のハイジュエラー

ショパールは1860年、時計職人ルイ＝ユリス・ショパールがスイスで創業したブランドです。
もともとは高精度な懐中時計を手がける工房からスタートし、のちにジュネーブへ拠点を移して本格的なウォッチメゾンへ成長しました。

1960年代にドイツの金細工師一族であるショイフレ家がブランドを引き継ぎ、現在もきょうだい経営を継続。
カロリーヌ・ショイフレがジュエリー＆レディースラインを、兄のカール＝フリードリッヒ・ショイフレが時計＆メンズラインを担当し、ファミリービジネスらしい温かさとクリエイションを両立させています。

「動くダイヤ」と「エシカル」の先駆者

ショパールの特筆すべきポイントは、大きく3つ。

  • 1970年代に誕生したHappy Diamonds（ハッピーダイヤモンド）で、「セッティングから解き放たれたダイヤ」という革命的なコンセプトを打ち出したこと
  • カンヌ国際映画祭のオフィシャルパートナーとして、レッドカーペット用のハイジュエリーを毎年発表していること
  • 2010年代から“Journey to Sustainable Luxury”を掲げ、ジュエリー・ウォッチに100％エシカルゴールドのみを使用するなど、サステナブル・ラグジュアリーの先駆けであること

つまりショパールは、
「可愛いだけじゃなく、ストーリーと価値観ごと身につけられるブランド」と言えます。

2. 代表コレクション＆人気ライン

2-1. Happy Diamonds & Happy Hearts（ハッピーダイヤモンド＆ハッピーハーツ）

Happy Diamonds｜“動くダイヤ”という遊び心

Happy Diamondsは、サファイアクリスタルのガラスの間で、
小さなダイヤが自由にくるくると揺れ動くのが特徴のコレクションです。

「Diamonds are happier when they are free（ダイヤモンドは自由でいる方が幸せ）」という発想から生まれており、
“生きる喜び（joie de vivre）”を象徴するラインとして、ショパールを代表する存在になりました。

丸・ハート・バタフライなどさまざまなモチーフの中に、1〜3石のダイヤが閉じ込められ、
動くたびにキラキラと光を反射するのが最大の魅力です。


Happy Hearts｜ハート×動くダイヤのアイコンライン

Happy Heartsは、ハート型のプレートの中に動くダイヤを閉じ込めたシリーズ。
ショパールの2大アイコンである「ハート」と「ハッピーダイヤモンド」をミックスした、看板的コレクションです。

ハート部分の素材は、

  • カーネリアン（赤）
  • ホワイト／ピンクのマザーオブパール
  • オニキス・ターコイズ・マラカイト・タイガーアイ・オパールなどのカラーストーン

などカラフルで、「色で遊べるハイジュエリー」という楽しさがあります。

アイコニックなのは、

  • ハートモチーフが両端についたHappy Heartsバングル
  • 1ハート〜連ハートのペンダント
  • スタッズピアス・リング

など。
上位ラインとして蝶モチーフのHappy Hearts Wingsや、ハートが花びらになったHappy Hearts Flowersもあり、可愛い世界観が好きな方にぴったりです。


My Happy Hearts｜“極小ハート”のデイリーライン

My Happy Heartsは、極小サイズのハートを1つだけ使ったミニマルライン。
華奢なネックレス・チェーンブレスレット・リング・スタッドピアスなどが揃い、重ね付けしやすいのが魅力です。

「10〜20代の初ショパール」や、「オフィスでも浮かないハートジュエリー」として、
ボリューム感・価格ともに現実的な入口になってくれます。


2-2. Ice Cube（アイスキューブ）｜氷のキューブの都会派ジュエリー

Ice Cubeは、氷のような小さな立方体（キューブ）を連ねた、ミニマルでグラフィカルなコレクション。
直線と面で構成されたデザインは、ジェンダーレスでモード感のある雰囲気です。

リング・ピアス・ネックレス・ブレスレットに展開されており、
細身の1連から、ボリュームのあるマルチロウ（2〜3列）まで幅広いラインナップ。

「甘いモチーフが苦手」「クールに決まる地金ジュエリーが欲しい」という方に、非常に相性がいいコレクションです。


2-3. L’Heure du Diamant（ルール・デュ・ディアマン）｜レッドカーペット級のダイヤライン

L’Heure du Diamant（ダイヤモンドの時）は、文字通りダイヤモンドを主役に据えたハイジュエリー＆ジュエリーウォッチライン。
エシカルなゴールドに、上質なダイヤを贅沢にあしらった“レッドカーペット級”のシリーズです。

日常使いというより、
「節目の記念」「ハレの日」「人生のご褒美」として選びたい、憧れポジションのラインと考えるとイメージしやすいです。

2-4. Red Carpet & Green Carpet（レッドカーペット／グリーンカーペット）

ショパールはカンヌ国際映画祭のオフィシャルパートナーとして、毎年Red Carpet Collectionというハイジュエリーを発表。
世界中の大女優たちが、レッドカーペットでショパールのジュエリーを身に着けています。

その中でも、フェアマインド認証ゴールドやトレーサブルなダイヤだけを使用したGreen Carpet Collectionは、
「サステナブル・ラグジュアリー」を象徴するラインとして注目されています。

3. 年代別（10〜60代）ショパールの選び方

10代｜憧れ＆節目の1点として

  • My Happy Heartsの小さなハートネックレス or ピアス
  • 小さめのHappy Diamonds Icons（サークルやミニハート）

成人式・二十歳の記念・合格祝いなど、
「初めてのハイジュエリー」として1点だけ持つイメージがおすすめです。
カラーは、白MOPやダイヤだけなど、将来も使いやすい定番カラーが◎。

20代｜入門ショパール＆オフィス対応を兼ねて

  • My Happy Hearts ネックレス・ブレス（ホワイトMOP／ダイヤのみ）
  • 細身のIce Cubeリング（地金のみ or ごく控えめダイヤ）
  • 小さめHappy Diamonds Iconsのペンダント

もう少しブランド感が欲しければ、
Happy Heartsバングル（1ハート）から入るのも人気です。
スーツにもカジュアルコーデにも合わせやすいので、「一生使える20代のご褒美」にも。

30代｜“ちゃんとした1本”を揃える時期

  • Happy Hearts バングル＋My Happy Hearts ネックレスでハートレイヤード
  • Ice Cubeリングを2〜3本重ねてボリュームアップ
  • 小さめのL’Heure du Diamantペンダントでフォーマル用1本を用意

婚約・結婚に関しては、
クラシックなソリテールリングは他ブランドで、記念日リングやジュエリーウォッチをショパールで、という“役割分担”も現実的です。

40代｜レッドカーペット感のある華やかさをプラス

  • Ice Cubeのマルチロウブレスレット（2〜3列）
  • ダイヤ多めのHappy Diamondsネックレス、長めチェーンのHappy Heartsサトワール
  • L’Heure du Diamantのエレガントなダイヤウォッチ

My Happy Heartsだけだとどうしても物足りなくなってくるので、
幅・ダイヤ量を1段階UPさせたモデルを選ぶと、装いとのバランスが整います。

50代｜節目の記念日＆フォーマルシーンが増える年代

  • Ice Cubeのダイヤ入りマルチロウリング
  • L’Heure du Diamant ネックレス or イヤリング
  • 普段用にはホワイトMOPやダイヤのみのHappy Heartsを1本

子どもの結婚・自分の昇進・結婚記念日など、
「人生の節目のストーリーと一緒に残せるジュエリー」として選ぶと、後悔しにくいです。

60代〜｜ご褒美＆“受け継ぐジュエリー”として

  • L’Heure du Diamant セット（ネックレス・イヤリング・リングのうち1〜2点）
  • Green Carpet / Red Carpet由来のデザインを1点迎える
  • 普段づかい用に、Happy Hearts・My Happy Hearts・Happy Diamonds Icons・Ice Cubeからアイコンを2〜3点

将来、娘さん・お孫さんに譲ることを考えるなら、
「誰が見てもショパールと分かるアイコンライン」を意識して選ぶのがおすすめです。

4. 顔タイプ×骨格7タイプ別：似合いやすいショパール

ここからは、顔タイプと骨格タイプから見た「似合いやすいライン」の目安です。
（あくまで目安なので、「好き！」と思える気持ちを最優先にしてくださいね）

A. 曲線顔（フェミニン・ソフトエレガント・キュート）× ウェーブ／ロマンティック／ソフトクラシック

ショパールらしさがいちばん素直にハマる層。

  • Happy Hearts ／ My Happy Hearts（ホワイトMOP・ピンクMOP・赤ハート）
  • Happy Diamonds Icons のハート・バタフライ
  • L’Heure du Diamantの丸みのあるペンダント・イヤリング

ハート・蝶・花モチーフなど、
「可愛い×上質」なデザインがとても得意なタイプです。
鎖骨ラインにのる短めネックレス＋中サイズのモチーフくらいが、顔立ちとのバランス◎。

B. 直線顔（クール・エレガント）× ストレート／クラシック

  • Ice Cube 全般（リング・バングル・ピアス）
  • Happy Diamonds Icons のサークル・バー・シンプルな丸モチーフ
  • L’Heure du Diamantのオーバルやマーキス型デザイン

甘さが強すぎるハートより、
「線・面・角度」がきれいに出るデザインが得意。
ハートを選ぶ場合も、色付きよりダイヤのみのシンプルな地金ハートだと大人っぽくまとまります。

C. フレッシュ／クールカジュアル × カジュアル骨格

  • My Happy Hearts の極小ハートネックレス・ピアス
  • 細いIce Cubeリング・チェーンブレス
  • Happy Diamonds Icons のミニサークル

Tシャツやデニムにもなじむ、
「小さめ・シンプル・地金多め」のジュエリーが得意なタイプ。
赤ハートより、白MOPやダイヤだけの控えめカラーを選ぶと、カジュアルスタイルにもほどよく溶け込みます。

D. ドラマティック／ハイファッション系（存在感強め）

  • Ice Cubeマルチロウネックレス・ブレスレット
  • L’Heure du Diamantのボリュームネックレス・イヤリング
  • Green Carpet / Red Carpet由来のハイジュエリー

顔立ち・骨格ともに華やかなタイプなので、
「ちょっと盛りすぎ？」くらいのボリューム感でも負けません。
幅・ダイヤ量・連続モチーフ数でしっかりボリュームを出した方が、魅力が引き立ちます。

5. シーン別：ショパールジュエリーの選び方

5-1. 就活・オフィス

おすすめ

  • My Happy Hearts ネックレス（ホワイトMOP／ダイヤのみ）
  • 細いIce Cubeリング or 1列ブレスレット
  • 小さめHappy Diamonds Icons（サークル・バー）

大きめのハートがいくつも連なるネックレスや、赤カーネリアンのハートバングルは、
業種によってはやや華やかすぎる印象になることも。
まずは小さめ＆シンプルなモデルから揃えると安心です。

5-2. 婚約・結婚（ブライダル）

日本では「ショパール＝婚約指輪」というイメージはまだ少数派ですが、
世界的にはハイジュエリー＆ダイヤ品質に定評があり、エシカルな素材を重視するカップルにも選ばれています。

おすすめは、

  • クラシックなソリテールリング（他ブランドでも可）＋Ice Cube or Happy Diamondsを記念日リングとして重ねる
  • L’Heure du Diamantのジュエリーウォッチを「結婚10周年・20周年のご褒美」にする

といった「ブライダル＋記念日ジュエリー」のセット使い。
“100％エシカルゴールド”というストーリーも含めて選べるのが、ショパールならではです。

5-3. 子どもの入園・入学・卒業式

おすすめ

  • My Happy Heartsの小さめネックレス＋スタッズピアス（白系）
  • Happy Diamonds Iconsのごく小さなサークルネックレス

赤ハートや大きめハートサトワールは、校風によっては少し華やかすぎる場合も。
白系・淡色・小ぶりサイズに寄せておくと、きちんと感と上品さのバランスが取りやすいです。

5-4. 誕生日・結婚記念日・自分へのご褒美

  • 20〜30代：初ショパールにMy Happy Heartsネックレス or Happy Heartsバングル（1ハート）
  • 2本目にIce Cubeリングを足して、「甘さ×クール」のミックスを楽しむ
  • 30〜40代以降：Ice Cubeマルチロウ、L’Heure du Diamantペンダントを節目の記念日に

「そのジュエリーを見るたびに、どんなストーリーを思い出したいか」をイメージしてから選ぶと、長く愛せる1本に出会いやすくなります。

5-5. 還暦・退職・金婚式など

  • ジャケット＆ワンピースに映えるL’Heure du Diamant ネックレス＆イヤリング
  • Green Carpet / Red Carpet由来のデザインを「人生のご褒美」に

「サステナブルな一生ものを持ちたい」というタイミングにもぴったりで、
“100％エシカルゴールド”という背景ごと受け継げるのがショパールの強みです。

6. 失敗しにくいショパール選びチェックリスト

  1. ① まず“どの世界観”に惹かれるか決める
    ・動くダイヤ＆遊び心 → Happy Diamonds / Happy Hearts / My Happy Hearts
    ・クール＆ジェンダーレス → Ice Cube
    ・レッドカーペット級ラグジュアリー → L’Heure du Diamant / Red Carpet
    ・サステナブル・ラグジュアリー → Green Carpet Collection
  2. ② 顔タイプ＆骨格で「曲線 or 直線」「華奢 or ボリューム」をチェック
    ・曲線×ウェーブ系 → Happy Hearts / My Happy Hearts / ハート系Happy Diamonds
    ・直線×ストレート系 → Ice Cube / サークル系Happy Diamonds / 一部L’Heure du Diamant
    ・カジュアル骨格 → プチサイズのMy Happy Hearts & Ice Cube
    ・ドラマティック →Ice Cubeマルチロウ / L’Heure du Diamant / Red・Green Carpet系
  3. ③ 年代でサイズ感・ダイヤ量を調整
    ・10〜20代：My Happy Hearts・小ぶりHappy Diamondsから
    ・30〜40代： Happy Heartsバングル・Ice Cube 2〜3列・L’Heure du Diamant小サイズ
    ・50代〜：Ice Cubeマルチロウ＆L’Heure du Diamantのボリュームアップも視野に
  4. ④ 「毎日用」か「特別な日用」かを決める
    ・毎日用 → My Happy Hearts / 細Ice Cube / 小さめHappy Diamonds
    ・特別日メイン → ダイヤ多め Happy Hearts・Ice Cubeマルチロウ・L’Heure du Diamant・Red Carpet
  5. ⑤ エシカル（サステナブル）への共感度も基準に
    「せっかく一生ものを買うなら、ストーリーのあるブランドがいい」と思うなら、
    ショパールの100％エシカルゴールド宣言や、Green Carpetの背景も一緒にチェック。
    ジュエリーそのものだけでなく、価値観ごと身につけたい方にぴったりです。

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