「日本製のファッションって、どこか堅苦しい」——そんな先入観をくつがえす存在が、UNITED TOKYO(ユナイテッドトウキョウ)。
都会的でミニマル、なのにしっかりと「和の技術」が息づいている。そんなユニークな立ち位置を確立した同ブランドを、メンズ&レディースの両視点から解剖します!
1. UNITED TOKYOのブランドヒストリーと特徴
運営はSTUDIOUSで知られるTOKYO BASE。2015年、「ALL MADE IN JAPAN」を掲げてスタートしました。
国内58・海外13店舗を展開し、渋谷・大阪・上海にはショールーム型旗艦店を構えるなど、急成長中の注目株です。
コンセプトは「THE TOKYO CONTEMPORARY」。ミニマルな色調と直線美、異素材ミックスで、日本の繊細な美意識を現代的に再解釈しています。

2. 価格帯:高品質を“適正価格”で
UNITED TOKYOの面白さは、「高コスト率で適正価格」という哲学にあります。
例えば3万円台のコートでも、他ブランドなら5万円以上の価値があると言われる品質。以下は2025年春夏の定価目安です:
- テーラード・ブルゾン:メンズ ¥39,600~ / レディース ¥27,500~
- パンツ:メンズ ¥24,200~ / レディース ¥15,400~
- シャツ・トップス:メンズ ¥14,300~ / レディース ¥11,000~
- コート:メンズ ¥39,600~ / レディース ¥28,600~
- セットアップ:WEB限定で ¥30,800~
特に狙い目はセール。機能性セットアップが2万円台になることも。
3. 生地・縫製のこだわりと品質
UNITED TOKYO最大の強みは、「日本の生地と国内縫製」へのこだわり。
尾州ウールや小松マテーレ加工などの高級素材を、熟練工が仕上げた逸品が揃います。
ただし、検品の精度にはムラがあるという声も。オンライン購入時はレビューや試着受け取りの活用がおすすめです。
4. メンズ/レディース別・デザインの傾向
メンズ
- 代表アイテム:Outlast素材のセットアップ、Loro Pianaジャケット
- デザイン傾向:シャープなIライン、くすみ系カラー、テック素材
- 似合うタイプ:大人顔×直線タイプ、骨格ストレート/ナチュラル
レディース
- 代表アイテム:異素材ドッキングワンピ、ツイステッドコート
- デザイン傾向:直線基調+ウエストマーク、アシメ裾など計算されたシルエット
- 似合うタイプ:大人顔×曲線タイプ(フェミニン寄り)、骨格ウェーブ/ストレート
5. 購入層とブランドイメージ
ブランドの支持層は以下のように多様です:
- メイン:都心の20~30代の感度高め層(IT・広告系など)
- 拡張:機能性を求める20代テック系男子/ミニマル派30代女子
- キーワード:「ジャパンメイド × ハイコスパ」「都会的ミニマリズム」
6. 年代別おすすめアイテムと買い方
- 20代前半:デニムシャツ&グルカパンツ(メンズ)/バイカラーニット(レディース)
- 20代後半:WEB限定スーツ(メンズ)/WマテリアルJK(レディース)
- 30代:Loro Piana ジャケット&イージーパンツ/ツイステッドロングコート
- 40代〜:高機能ブルゾンやカシミア混コートなど、素材重視の選択がおすすめ
TIP:「春夏・秋冬セール Vol.2」を狙うのが鉄則!
7. 買う前にチェックすべきこと
- サイズ:男性175cmでサイズ2が目安。女性は1~2。
- 素材タグ:裏地や洗濯表示の確認を。
- 品質チェック:レビュー参照+店頭で確認が安心。
- 中古価格:人気アイテムはリセールも安定(定価の60~70%)
- 海外出張時:香港・上海店舗は日本より10%ほど安くなることも。
8. まとめ|こんな人にUNITED TOKYOはおすすめ!
- モード寄りミニマルを日本製で楽しみたい人
- 素材や縫製にこだわり、なおかつ価格も抑えたい人
- Iラインが似合う骨格ストレートの男女
- テック素材や温度調整アイテムに興味がある人
QCのムラはあるものの、それを上回る魅力と価値があるUNITED TOKYO。レビューや店頭受け取りなどを活用して、賢く・上質に“ジャパンモード”を手に入れてみてください。
ブランドガイド一覧はこちら👑顔タイプ別ブランドマッピング完全ガイド|顔タイプ別 ブランドで似合う服を選ぼう!
コメント