
40代の香水選び、どう変わってきている?
「香りで自分を表現したい」「仕事とプライベートで香りを使い分けたい」──そんな40代女性のリアルなニーズが見えてくるのが、@cosmeの年間ランキング。2025年版のデータからは、軽やかで上質な香りを求める傾向が顕著に。
今回は、@cosme「40代が選んだ香水・フレグランス年間ランキングTOP50」から、人気のブランド・香り・価格帯、さらには香水の使い方のコツまで徹底解説します。
香水人気ランキングから見える!40代の“香り事情”
集計された50製品のうち、評価の平均は★5.47、口コミ中央値は710件と、香水へのこだわりがうかがえる数値でした。特徴的なのは、オードトワレ(EDT)や軽めのオードパルファム(EDP)が高支持を集めている点。持続力と軽さの絶妙バランスが求められているようです。
価格帯別|40代に人気の香水と支持理由
① プチプラ〜ミニサイズ(〜4,000円)
カジュアルに香りを楽しみたい人には、DECORTE キモノシリーズの15mlやフィアンセのボディミストが人気。持ち運びに便利で、お試しや気分転換にぴったりです。
② ミドルクラス(4,001〜9,000円)
JILLSTUARTやMiss Diorなどがこの層。甘さ控えめのフローラル系が中心で、「プレゼントにも使える価格帯」としての需要も高いです。
③ プレミアムゾーン(9,001〜15,000円)
最多を占めたのがここ。Jo Malone、DECORTE AQ、ゲラン、YSLなどのデパコスが集中し、「自分へのご褒美」としての位置づけが顕著に。パッケージの美しさや限定デザインも魅力。
④ ラグジュアリー・ニッチゾーン(15,001円〜)
Tom FordやMaison Margiela、Aesopなど。香りの個性、ブランドストーリー、長時間の持続力を重視するユーザーに支持されています。
ランキング常連ブランドTOP5
- 1位:DECORTE(7製品) – 和のエッセンスを感じる「KIMONO」シリーズが人気
- 2位:Jo Malone London(6製品) – 重ね付けを前提とした香りの奥行きが好評
- 2位:Dior(6製品) – 王道のフローラル系で支持層が幅広い
- 4位:Maison Margiela(3製品) – “レイジーサンデーモーニング”の清潔感で長期人気
- 5位:Tom Ford・Guerlain(2製品)
ロングセラー vs 新定番の勢力図
40代女性にとって“香りの履歴書”ともいえる香水は、実はリピート率が高いアイテム。クロエEDP(2008)やMiss Dior(2008)などが安定した評価を得ています。一方、近年はDECORTEのキモノやゲランのアクアアレゴリアなど、“軽さとサステナブル”をキーワードにした新作も人気。
トレンドの香りタイプ|今選ばれているのはこれ!
- ネオ・シャンプー系…「洗いたての香り」がビジネスシーンでも好印象
- 和ボタニカル&シトラスティー…仕事にも使いやすい、やわらかい印象
- イエローフローラル…ミモザやサフラン系のフローラルが2025年春に急上昇中
- ミニサイズの定番化…お試しや気分転換に便利。リピート購入も高評価
- リフィル対応香水…ゲラン・マルジェラ・YSLなどがエコ対応強化
シーン別|40代女性におすすめの香り活用法
- オフィスには… Jo MaloneのウッドセージやDiorのBBシリーズで“名刺代わり”の香りを
- 休日やリラックスタイムには… シトラスティー系やピュアシャンプーのような清潔感のある香りを
- イベント・推し活には… ローラメルシエのアンバーバニラやTFのロストチェリーで華やかさUP
- 季節替えや気分転換には… 10〜15mlのミニボトルを使って気軽に香りを冒険
まとめ|まずは“自分らしい1本”から、香りのレイヤリングへ
2025年の40代女性は、「軽やかさ・清潔感・癒やし」をキーワードに香水を選ぶ傾向が強まっています。おすすめは、Jo Maloneの30mlやDECORTEのKIMONOシリーズなど、日常使いできて“褒められ率”の高い定番を1本手に入れること。その上で、ミニサイズで季節ごとの変化や重ね付けを楽しむのがいまどきの選び方です。
40代だからこそ似合う、香りの奥行きと余裕を味方に。自分だけの“アイコン香”を見つけてみませんか?
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