
「同じ服でも、あの人はカッコいいのに自分はイマイチ…」――その原因、骨格に合っていないシルエットかもしれません。 本記事では、メンズ向けに3大骨格タイプ(ストレート/ウェーブ/ナチュラル)のセルフ診断方法と、ビジネス&カジュアルで失敗しないアイテム選びを徹底解説します。
STEP0|3つの骨格タイプざっくり比較
タイプ | 特徴キーワード | スタイルアップのコツ |
---|---|---|
ストレート | 厚み・筋肉質・高重心 | ジャストサイズ&ハリ素材 |
ウェーブ | 華奢・柔らかい・低重心 | フィット感+軽素材 |
ナチュラル | 骨っぽい・関節大きめ・長胴 | ゆるシルエット&ラフ素材 |
1. セルフ骨格診断のやり方
① 鏡の前で全身チェック
- 首の長さ:短い→ストレート/長い→ウェーブ/やや長→ナチュラル
- 鎖骨・肩幅:目立たない&肩丸→スト/華奢&斜め→ウェ/骨張り&角→ナチ
- 胸板・腰位置:厚く高い→スト/薄く低い→ウェ/厚みより骨感→ナチ
- 手の甲・関節:ふっくら→スト/小さめ→ウェ/ゴツめ→ナチ
② 服を着たときの“違和感サイン”
・胸がパツパツ→ウェーブかも? ・肩が落ちる/袖が余る→ナチュラル傾向 ・ウエスト周りがモタつく→ストレートの可能性大
2. スーツの選び方|ビジネス&フォーマル
◆ ストレートタイプ
- ジャケット:肩幅ぴったり、ウエストは絞りすぎない“ボックスシルエット”
- ラペル:標準幅(7~8cm)のノッチドラペル
- パンツ:センタープレス入りストレートスラックス
- 素材:ウール100%やトロピカルなどハリのある生地
◆ ウェーブタイプ
- ジャケット:やや細めラペル+短め丈で“腰高”演出
- パンツ:テーパードシルエット、裾ダブル仕上げで重心調整
- 素材:ライトウール・ストレッチ混など柔らかめ
◆ ナチュラルタイプ
- ジャケット:肩パッド薄め・ゆとりのあるコンフォートフィット
- パンツ:ワンタック or ツータックでリラックス感
- 素材:ツイード・フランネルなど表情のある生地
3. カジュアル服の選び方|休日&デート
ストレート
◎クルーネックTをジャストサイズで。デニムはテーパード。 NG:極端なドロップショルダーやワイドパンツは着膨れ注意。
ウェーブ
◎リブ編みニットやシャツをタックインで腰位置UP。柔らかいカーデやMA-1薄手も似合う。 NG:厚手スウェット+ワイドは下半身が重く見えがち。
ナチュラル
◎オーバーサイズT、ワイドカーゴ、ざっくりローゲージニットがハマる骨格。 NG:ピタピタスキニーは骨感が強調されアンバランス。
4. シーン別コーデサンプル
■ ビジネスプレゼン(信頼感重視)
- ストレート:ネイビースーツ+白シャツ+バーガンディタイ
- ウェーブ:チャコールグレースーツ+淡ブルーシャツ+ネイビーニットタイ
- ナチュラル:グレー無地ツイードジャケット+黒スラックス+タートルニット
■ 休日カフェデート(親しみやすさ)
- ストレート:白T+ライトアウター+黒テーパード
- ウェーブ:ボーダーカットソー+カーデ+テーパードチノ
- ナチュラル:オープンカラーシャツ+ワイドデニム+キャンバススニーカー
■ アウトドア(機能性重視)
- ストレート:シェルジャケット+ストレートカーゴ
- ウェーブ:パッカブルパーカー+ジョガー
- ナチュラル:マウンテンパーカ+ワイドカーゴ+厚底ブーツ

5. まず揃えたい“骨格別”神アイテム(プチプラ中心)
- ストレート:UNIQLO「感動ジャケット」/グローバルワーク「テーパードチノ」
- ウェーブ:GU「ストレッチスリムテーパードパンツ」/無印良品「洗いざらしオックスフォードシャツ」
- ナチュラル:H&M「ルーズフィットT」/ワークマン「エアロストレッチワイドカーゴ」
まとめ|骨格に合ったシルエットが“似合う”最短ルート
✔ ストレート=厚み→ジャストサイズ
✔ ウェーブ=華奢→フィット+軽素材
✔ ナチュラル=骨感→ゆるシルエット
まずはクローゼットを見直し、体型に合わない服をシルエットからアップデートしてみましょう。骨格診断を味方にすれば、スーツも私服も“何となくしっくりこない”悩みが劇的に減りますよ!
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