最近よく耳にする「髪質改善美容室」——でも実際のところ、どんなサロンなのか、普通の美容室と何が違うのか、よく分からないという人も多いはず。
本記事では、髪質改善サロンの特徴、施術内容、メリット・デメリット、通い続けたときの変化まで、初めてでも分かりやすく徹底解説していきます。
髪質改善美容室とは?
髪質改善美容室とは、「クセを抑えながら髪内部のダメージも補修する」ことを目的に、酸熱トリートメント・水素・弱酸性ストレートなど、髪内部の結合を再構築する施術を中心に行う専門サロン。
従来の「表面をコーティングする」タイプのトリートメントとは違い、pHや薬剤濃度、アイロン温度まで髪質に合わせて細かく調整します。
また、専任のスタイリストが一人で全工程を担当するワンオペ体制も多く、知識・技術ともに特化しているのが特徴です。
施術内容と通常美容室との違い
以下の比較表を見れば、違いは一目瞭然です。
項目 | 髪質改善美容室 | 一般的な美容室 |
---|---|---|
主なメニュー | 酸熱TR、水素TR、弱酸性ストレート | カット/カラー+表面TR |
施術時間 | 2〜3時間 | 30分〜1時間 |
価格帯 | 1.2万〜3万円(セットで5万円も) | 3千〜6千円 |
スタイリスト体制 | マンツーマン | アシスタント分業 |
ダメージコントロール | 弱酸性・低アルカリ重視 | アルカリ薬剤が中心 |
効果の持続 | 4〜8週間(最大3か月) | 1〜2週間 |
メリット|通うとどうなる?
- 圧倒的なツヤ感と手触り:キューティクルを熱で整え、光の乱反射が激減。まさに“鏡面仕上げ”。
- うねりや広がりが減る:水分バランスを整えることで、湿気に強くパサつきが減少。
- カラーの持ちが良くなる:表面が整うことで、染料の流出が少なくなり褪色しづらく。
- 毎朝のセットが楽になる:乾かすだけでまとまる日も。ドライヤー時間が最大40%短縮。
デメリット|注意点と通う前の心得
- コストが高い:1回1.5万円×年6回で10万円以上かかることも。
- クセが完全には伸びない:縮毛矯正ではないため、強い縮毛には弱い。
- 失敗リスク:アイロン温度や薬剤選びを誤ると、硬化・パサつきに。
- 初回のカラーはやや色落ち注意:酸熱TR直後は寒色が抜けやすい。
- わずかな刺激臭:グリオキシル酸系に特有の酸臭が気になる人も。
続けたときの変化|1年後にはどうなる?
- 初回から手触りが劇的に変化。乾かすだけで艶が出る
- 3ヶ月後:枝毛・切れ毛が激減。熱ダメージにも強く
- 半年後:梅雨の湿気に強くなり、うねりも軽減
- 1年後:“素髪”が強くなった実感/退色も抑えられる
「1年通って、つるんと扱いやすい髪に。ただし高いし、やめたら戻る気もしてる…」——実際のユーザーの声より
私も2年以上前から髪質改善美容室に通い始めたのですが、細くて癖毛でダメージがあったのがだいぶ良くなりました!毛量が減ったのも気にしていてリアップリジェンヌも同時に使い始めたら髪質も毛量もかなり改善されました!
髪質改善美容室が向いている人・向いていない人
おすすめな人
- 繰り返しカラーやアイロンで傷んでいる
- 広がり・うねり・パサつきに悩んでいる
- ストレートは嫌だけどツヤ髪にはなりたい
- 美容費に月1万円までかけられる
通常サロンでもOKな人
- 髪質よりデザイン重視(パーマなど)
- できるだけ安く済ませたい
- 自宅で巻いたりスタイリングするのが好き
初めての人向け|選び方のコツ
初めて髪質改善に挑戦するなら、以下のポイントを重視してサロンを選びましょう。
- カウンセリングが丁寧なサロン:pHシートや毛髪診断を行うところは安心
- ホームケア提案がある:専用のシャンプーやアイロン温度も含めてサポートしてくれるか
- 酸性ストレートとの併用提案がある:クセが強い人には併用プランがおすすめ
髪質改善は、「現代の酷使された髪」にとって、まさに救世主的な選択肢。ただし、サロン選び・ホームケア・コスト計画までトータルで考えることが成功の鍵です。
“理想のツヤ髪”を目指して、一歩を踏み出してみませんか?
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