“知性と品位を纏うフェミニン”を追求するファッションブランド FOXEY(フォクシー)。洗練されたAラインドレスと職人技が光る高品質な縫製で、長年にわたり日本の女性たちの心をつかんでいます。
この記事では、FOXEYの歴史や価格帯、似合うタイプ、年代別のアイテム選びまで、フォクシーの魅力を徹底解説していきます。

ブランドの来歴と哲学
1980年、前田義子氏によって東京で創業されたFOXEY。はじめはファー専門ブランドとしてスタートしましたが、1984年から洋服ラインへと拡大。1989年には現在の社名に改名し、ニューヨークにも拠点を置くなど、国際的な展開も進めてきました。
ブランド哲学は「知性・品位・清潔感」。すべてのアイテムは国内縫製で、厳選された日本・ヨーロッパ産の高級素材を使用する“ブティックメイド”へのこだわりが貫かれています。
価格帯の目安とリユース市場の魅力
FOXEYのアイテムは高価格帯に位置しますが、その分、品質とデザインは折り紙付きです。以下は2025年春夏コレクションを基にした価格例です。
- ワンピース:¥80,000~¥163,000
- ニット・カーディガン:¥88,000~¥189,200
- ジャケット:¥189,000~¥231,000
- コート:¥250,000~
ただし、中古市場も非常に活況。定価の30~70%程度で状態の良いアイテムが豊富に流通しています。
たとえばメルカリでは、美品のニットワンピースが5万円前後で出品されており、“最初の一着”としてリユースを活用する人も少なくありません。
素材と縫製へのこだわり
素材は尾州ウールやシルク混ダブルクロスなどを採用し、「10年着ても型崩れしない」と評されるほどの耐久性。また、立体パターンによってウエスト位置を高く見せる工夫がされており、「スタイルが3cm盛れる」という声もあるほど。
ただし、ライトカラーは汚れが目立ちやすくクリーニング頻度が増えるため、メンテナンスの手間を考えるとダーク系からの購入もおすすめです。
顔タイプ・骨格タイプ別おすすめスタイル
FOXEYは特に「ソフトエレガント」や「フェミニン」といった曲線的な顔立ちの方と相性が良く、Aラインドレスが美しく映えます。
- ソフトエレガント/フェミニン:フレアコートやKnit Dressで知的な印象に
- フレッシュタイプ:シンプルなコットンシャツドレスにパール小物で清潔感アップ
- 骨格ウェーブ:フィット&フレアのワンピースで華奢見せ+重心アップ
- 骨格ストレート:ÉclisséジャケットなどIラインアイテムで立体感を強調
どんな人が着ている?FOXEYのターゲット層
FOXEYのメイン購買層は、30~50代の職業女性。医師・弁護士・経営者など、“品よく華やか”を求める方に支持されています。
近年は、20代後半の“投資服デビュー”として入卒や結婚式用にワンピースを購入するケースや、60代以降の「軽くて上質な日常着」として選ばれることも増えてきました。
年代別おすすめアイテム選び
年代 | おすすめスタイル |
---|---|
20代後半 | Jenny Dress(約¥160,000)で入卒式や結婚式に“褒められデビュー” |
30代 | Corinneニットワンピ+カシミアカーデで通勤↔ディナー二刀流 |
40代 | Éclisséジャケット×フレアスカートでフォーマル行事から会食まで |
50代 | ダブルフェイスコート+パールネックレスで“品格×防寒”の両立 |
60代 | シルク混ストレートワンピ+ショートカーデで軽さと格を演出 |
買う前に知っておきたい5つのポイント
- サイズ=38が中心(36は7号、40は11号)。160cm基準の着丈なので小柄な方は丈詰め必須。
- 公式オンラインは在庫が少なめ。気に入ったら即決を。
- 高リセールカラー=リッチネイビー・シャイニーブラック。
- 自宅洗いNG。信頼できる高級クリーニング店を使う前提で。
- アウトレット展開なし。セールは年2回、オンラインで20%前後が相場。
まとめ:FOXEYはこんな人におすすめ
- 素材・縫製・シルエットに一切妥協したくない30〜50代
- 骨格ウェーブ or ソフトエレガント顔タイプで、上質なAラインが似合う方
- 20代のご褒美服や、60代の軽やかなラグジュアリーを探している方
FOXEYは、単に高価な服ではなく“10年着られる美しさ”を届ける投資服。まずはニットワンピースやシグネチャージャケットから、その世界を体験してみてはいかがでしょうか?
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