「職場や会食ではそれなりに見せたいけど、かといって“いかにもブランド”は抵抗がある」――そんな30代・40代の男性が増えています。特に最近は、テレワークやカジュアル化が進み、スーツ一辺倒では対応しづらい場面も多いですよね。
本記事では、“格”と“柔軟性”の両立を叶えるために、国内人気の高いラグジュアリーブランドを系統別に整理し、さらにユニクロ・GUと組み合わせて使える着こなし方もご紹介します。
イタリアン・テーラリングは「ジャケパン×プチプラ白パン」で清潔感UP
Zegna(ゼニア)やLardini(ラルディーニ)などに代表される軽やかなイタリアン・ジャケットは、実はユニクロの「感動パンツ」やGUの「タックワイドパンツ」と非常に相性が良いです。
特に40代男性の休日コーデには、ネイビージャケット×白ボトム×ローファーの鉄板スタイルが◎。白パンは汚れが気になりがちなので、プチプラで賢く取り入れるのがおすすめです。
英国&アメリカン・クラシックは「襟付き×カラーパンツ」で崩しすぎず
Brooks BrothersやPaul Stuartなどの王道トラッドは、GUのオックスフォードシャツやカラーパンツを使って“ちょい今っぽく”アレンジするのがコツ。
例えば、ベージュのチノ×白シャツに、Brooks Brothersの紺ブレを羽織れば、会食・セミフォーマルにも通用する品の良さが出ます。ボタンや裏地でさりげない遊び心があるのも大人トラッドの良さですね。
ミニマル&コンテンポラリーは「UNIQLO U」活用で一気に高見え
Jil SanderやLemaire系のミニマル路線が好きな方は、UNIQLO Uや+Jとの親和性が抜群。どちらもJil Sander出身のデザイナーが関わっているだけあって、シルエットや色味の相性は折り紙付きです。
特に、オーバーサイズのステンカラーコートやワイドチノは、高級スニーカーや時計を一つ添えるだけで全身がグレードアップします。
モード系は「小物一点投入」が大人の正解
Maison MargielaやBalenciagaなどのモードブランドは、全身で固めると“やりすぎ”感が出てしまうため、30代・40代は財布やスニーカーなどの小物一点投入が現実的。
例えばGUのモノトーンコーデにTABIローファーを合わせたり、バレンシアガのトリプルSスニーカーを足元だけに効かせることで、コスパとモード感の両立が叶います。
週末カジュアルには「ハイストリート×スポーツMIX」
Off-White™やPalm Angelsといったラグジュアリーストリート系は、GUの「イージーパンツ」やユニクロの「エアリズムパーカー」などと組み合わせて、“抜け感”と“意外性”を狙いましょう。
特に30代で子育て真っ最中の方には、On RunningやBONAVENTURAの軽量アイテムがぴったり。実用性を保ちつつ“ちゃんとして見える”のが理想です。
まずは「時計・革靴・バッグ」のどれか一つをアップグレード
ハイブランドに一気に手を出すのは勇気がいりますが、まずは1点だけ格のあるアイテムを取り入れてみるのがおすすめ。
- 時計なら:Grand Seiko(国産×資産性)
- 革靴なら:John LobbやScotch Grain(修理体制も安心)
- バッグなら:LOEWEやBONAVENTURA(通勤・私服どちらにも)
それだけで全身の“格”が底上げされ、ユニクロやGUのプチプラ服も驚くほど映えるようになります。
まとめ|“格”と“汎用性”のバランスで選ぶのが大人の賢さ
30〜40代は、“高そうに見える”よりも“ちゃんと自分に合っている”ことが重要。
今回紹介したブランドは、国内流通も豊富で修理やリセールも比較的安心なものばかり。だからこそ、“長く使えて、TPOにフィット”するアイテムから一つずつ揃えていくのが、無理のないハイブランドデビューにつながります。
ユニクロやGUとのミックスコーデで、ぜひ“あなたらしい格上げスタイル”を楽しんでください。
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