
2025年のキーワードは「Quiet Luxury × 機能素材」
60代男性の旅スタイルは、軽さと上品さを兼ね備えたQuiet Luxuryが主流に。そのうえでストレッチ性、撥水性、防シワといった機能素材の進化が、旅行服の快適さを大きく底上げしています。
今年はベージュ・グレージュ・ネイビーのワントーンに、淡いパステルカラーを差すスタイルが注目されており、旅行でも「上質に、でも構えすぎず」なコーディネートが理想です。
価格帯別|旅行に最適なブランド&アイテム
価格帯 | 主なブランド | 代表アイテム | 目安価格 |
---|---|---|---|
バジェット(〜¥12,000) | UNIQLO / LL Bean / Mont-bell | 感動ジャケット/ストレッチカーゴ/エアリズム/鹿の子ポロ | ¥4,000〜¥10,000 |
ミドル(¥12,000〜¥35,000) | Buck Mason / Bonobos / Everlane | Jetsetterトラベルブレザー/4-Wayチノ/スーピマT | ¥15,000〜¥30,000 |
ハイ(¥35,000〜) | Zegna / Brunello Cucinelli / Loro Piana | Tech-Linenアンコンジャケット/カシミヤカーデ/Storm System®ブルゾン | ¥40,000〜¥100,000 |
おすすめは:バジェットでサイズ感を確認 → ミドルで機能素材を導入 → ハイで素材投資。段階的なステップアップが成功のカギです。
シーン別コーディネート例|1日旅でも迷わない
① 空港〜機内/鉄道移動
- アウター:Jetsetterシアサッカーブレザー
- ボトム:ドローストリングトラウザー
- 靴:レザースリッポン
ポイント:防シワ&ストレッチで長時間の座り姿勢も快適。内ポケットにパスポートを収納すれば動線もスムーズ。
② シティ観光(歩行1万歩想定)
- トップス:アイスブルーのリネンシャツ
- ボトム:ライトグレーのEZYテーパード
- 靴:革orスエードのファッションスニーカー
ポイント:通気性と動きやすさ重視。明るめカラーで街映えも◎
③ リゾートディナー
- トップス:セージグリーンのハイゲージニットポロ
- ボトム:ネイビーウールジャージースラックス
- 靴:ローファータイプのドレススニーカー
ポイント:淡いパステルで上品な華やぎ。ゴムウエスト&2プリーツで食後も快適。
④ 半日ハイキング&アウトドアランチ
- アウター:超軽量撥水パーカ(140g級)
- トップス:吸湿速乾Tシャツ
- ボトム:伸縮カーゴパンツ(膝立体ダーツ)
- 靴:トレイルスニーカー
ポイント:動きやすさと携帯性を両立。パーカは丸めてザックに収納可能。
60代の体に優しいスタイリング5選
- 肩&袖丈ジャスト:重ね着しても膨らまないスマートな印象に。
- 2プリーツ+テーパード:お腹まわりはゆったり、裾はすっきり。
- 色は“無彩色+パステル1色”:簡単に品よくまとまり、写真映えも◎
- 素材は伸縮・撥水・防シワを優先:移動中や旅先でもストレスフリー。
- 靴はクッション入りレザースニーカー:見た目と歩きやすさの両立に最適。
2泊3日旅行もOK!軽量カプセルワードローブ
カテゴリ | 枚数 | 選び方のコツ |
---|---|---|
トップス | リネンシャツ1/ポロ1/吸湿速乾T2 | 全て無地・色トーンを揃える |
ボトムス | ドローストリングスラックス1/カーゴパンツ1 | どちらも防シワ・撥水素材を選ぶ |
アウター | ブレザー1/超軽量パーカ1 | 丸めて収納可 |
シューズ | レザースリッポン1/トレイルスニーカー1 | 片方は履いて移動 |
小物 | カシミヤラップ/折り畳みトート | 機内ブランケットやエコバッグにも |
これだけで15通り以上の着回しが可能。総重量も2kg以下に抑えられます。
まとめ|“軽やかで上質”が60代の旅コーデの正解
- 静かに映えるQuiet Luxuryと機能素材で、旅の快適さが格段に向上。
- バジェット → ミドル → ハイへの三段階投資で、長く使えるアイテムを無理なく揃える。
- ブレザー・リネンシャツ・撥水パーカの3点があれば、どんな旅行先でも対応可能。
「荷物は軽いのに写真は上質」──そんな大人の旅を、今年は始めてみませんか?
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