いま選ばれるアウターは「スポーツ×ラグジュアリー」
2025年春夏のメンズアウターは、はっきりと二極化しています。一方は90年代回帰のトラックトップやシェルジャケット、もう一方はロゴ控えめなラグスポ系ブルゾンや軽量ダウン。
BUYMAの週間ランキングTOP200を分析すると、エントリー層からラグジュアリー層まで、adidasなどスポーツブランドの韓国限定モデルと、MONCLERやCELINEといったハイブランドの機能素材アウターが軸になっていることが見えてきます。
価格帯別|人気ブランドと傾向を徹底整理
価格帯 | 主なブランド/カテゴリ | 傾向 |
---|---|---|
〜¥20,000(エントリー) | adidas/NIKE/THE NORTH FACE(韓国限定)/JEEP | 90’s風トラックトップやライトシェルが人気。韓国買付ルートの強さが際立つ。 |
¥20,001〜¥60,000(ミドル) | Arc’teryx/TATRAS/DIESEL/Thug Club | テック系マウンテンパーカと軽量ダウンが主軸。韓国のインディーブランドも台頭中。 |
¥60,001〜¥150,000(プレミアム) | MONCLER/STONE ISLAND/AMI PARIS/LOEWE | ロゴ+軽量ナイロンの“ラグスポ”スタイルが中心。即完率高く値引き出品も。 |
¥150,001〜(ラグジュアリー) | PRADA/BALENCIAGA/CELINE/SAINT LAURENT | アイコン素材の軽アウターが中心。40〜70%オフの出品も見られ、投資目的のバイヤーも注目。 |
ブランド別出現ランキング(概算)
- adidas Originals/Y-3:約35件(Beckenbauer系が主流)
- THE NORTH FACE(Korea):約30件(OLEMA、MARTISなど)
- MONCLER:約15件(GRANIER、GRIMPEURSなど)
- NIKE/Jordan/NOCTA:約12件
- LOEWE・PRADA・CELINE:各7〜10件
アイテムタイプ別の構成比
タイプ | 構成比 | 代表モデル |
---|---|---|
トラックジャケット/ジャージ | 約40% | adidas Beckenbauer/CELINE Stripe/Supreme×Nikeなど |
マウンテン/シェル | 約25% | THE NORTH FACE OLEMA/Arc’teryx Squamish |
デニムジャケット | 約15% | LOEWE アナグラム/Balenciaga/Stüssyなど |
ダウン/パファー | 約10% | MONCLER Maya/TATRAS BELBO |
テーラード/ボンバー系 | 約10% | AMI PARIS/Stone Island Membrana |
今注目のトレンドキーワード
- Waffle Beckenbauer:adidas復刻ワッフル素材が1位・2位独占。即完続出。
- White Label(韓国限定):THE NORTH FACE Koreaモデルは未展開ながら大人気。
- スポーツ×ラグジュアリー:LOEWEやPRADAがデニムやリナイロン素材で高級感を演出。
- 限定コラボ熱:Thug ClubやSupremeとのコラボは即完→リセール市場も活況。
仕入れ・購入で知っておきたいヒント
仕入れのポイント(バイヤー向け)
- ¥15,000前後のトラックトップは“色違い買い”多し。季節カラー展開を狙おう。
- White Labelなど韓国規格のアイテムは、サイズ換算表を明示すると返品率ダウン。
- テック系のマイナーチェンジモデル(特に黒)は、並行輸入セール終盤が狙い目。
- デニムジャケットは背面ロゴ・刺繍付きが高回転。無地よりも売れ筋。
購入者アドバイス(ブランド好き男性向け)
- サイズ選びに注意:韓国(KR)・EU・USでサイズ感が違うので必ず確認。
- 価格推移を読む:スポーツブランドは“カラー追加”のタイミングで前カラーが値下げされやすい。
- コラボは即決が◎:特にThug Clubなどは再販未定。見つけたら迷わず購入がおすすめ。
まとめ|買うべきアウターはここにある
- トラックトップ&テックシェルが二大主力。スタイルは90’s回帰とラグスポの2軸。
- 韓国限定・コラボ系・希少サイズは即完傾向。並行輸入やバイヤー情報を活用すると◎。
- 高価格帯はロゴ+素材で勝負。PRADAやLOEWEの軽量デニムジャケットは今季の狙い目。
- サイズ感・着心地・価格差をチェックしつつ、自分だけの一着を見つけよう。
あなたのワードローブに、“今季しかない1枚”を加えてみませんか?
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