「腕時計、そろそろ買い替えたい」「40代らしい上質な1本って何?」――そんな疑問を解決すべく、ZOZOTOWNの40代男性向け腕時計人気ランキング(40~44歳、45~49歳)を徹底調査。価格帯別のブランド傾向やトレンド、年代前後半での違いまで、知っておきたい“今のリアル”を深掘りします。
価格帯×人気ブランド|最も支持されたのは「1万円未満」ゾーン
ランキング対象の400件を分析したところ、圧倒的なボリュームゾーンは~1万円未満。特にカシオの「A158」「F‑91W」などの通称“チープカシオ”と、Apple Watchの交換バンドが強さを見せています。
価格帯 | 主なブランド・アイテム | 特徴 |
---|---|---|
~5,000円 | CASIO(A158/A168/F‑91W) Apple Watchバンド(Burner、zandyなど) | レトロ&実用性、着せ替え感覚のAppleバンド人気 |
5,001〜15,000円 | G‑SHOCK GA‑2100/DW‑5600、TIMEXデジタル、セレオリ | タフさ+デザイン性で人気。GA‑2100はビジカジ対応の新定番 |
15,001〜30,000円 | SEIKOクロノ、ISSEY MIYAKE、Diesel | 週末カジュアルに上質さを加える“ちょい上”層向け |
30,001〜60,000円 | G-SHOCKメタル系、Orobianco | 素材や限定カラーで個性を出す層向け |
60,001円〜 | CITIZEN Promaster、Attesa、G-SHOCK FULL METAL | 趣味性+ステータス。40代後半に多い |
ブランド別人気TOP10|CASIOが圧勝、Apple Watchアクセが続く
ランキングをブランド別に集計したところ、約6割をCASIO(G-SHOCK含む)が占めており、次点はApple Watch用アクセサリー。3位以下はSEIKO、DIESEL、TIMEXなどが並びます。
- 1位:CASIO/G‑SHOCK(約240件)
- 2位:Apple Watchバンド(約65件)
- 3位:SEIKO(26件)
- 4位:DIESEL(22件)
- 5位:TIMEX(9件)
- 6位以下:ISSEY MIYAKE、CITIZEN、Orobiancoなど
ロングセラー vs. 新顔|40代が選ぶ“定番”と“旬”
1980年代から支持され続ける「A158」「DW‑5600」などのロングセラーに加え、2023年以降に登場したGA‑2100シリーズやSEIKOコラボモデルなどの新着トレンドも人気。
- ロングセラー:CASIO A158(1989年〜)、DW‑5600(1987年〜)
- 新顔:GA‑2100YMG、SEIKO 5 Sports × Journal Standard、Apple Watchメタルバンド
レトロ回帰と最新のファッションアイテムの共存が、40代の「懐かしさ」と「今っぽさ」をうまく両立させています。
40代前半 vs. 後半|年齢で選び方に違いは?
比較項目 | 40~44歳 | 45~49歳 |
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低価格デジタル | ランキング上位の7割 | 8割(よりコスパ志向) |
Apple Watchアクセ | スポーツループ中心 | ケース付きや保護性重視 |
ミドル〜ハイクラス | 2% | 4%(ステータス意識) |
デザイン性 | 遊び心ある和モダンなど | シンプル・シック系が増加 |
後半層になるほど実用性と耐久性を重視し、保守的で長期使用に適した選び方をする傾向が見られます。
注目トレンド5選|40代が“選びたくなる”理由とは
- 八角形ブーム:GA‑2100はビジネスにもカジュアルにもハマる万能デザイン
- G-SHOCKメタル系の高騰:10万円超でも即完売の人気
- 国産×セレクト別注:SEIKOやCITIZENのコラボでファッション感度アップ
- ナイロン・レザーバンドの融合:Apple Watchバンド人気の影響で加速
- サスティナブル訴求:エコ・ドライブ搭載モデルで“エコ志向”にアピール
まとめ|40代男性が腕時計を選ぶなら?
- 1万円以下で選ぶなら:A158やGA‑2100で“懐かしさ”と“今っぽさ”を両取り
- Apple Watchユーザーは:メタルバンドやレザーで“着せ替え”を楽しむ
- 趣味と実用を両立するなら:SEIKOやCITIZENの電波ソーラーを長期投資で
- 会話のきっかけに:F‑91Wやチープカシオで世代を越えた交流も
「安くて良いモノ」を選ぶ前半層、「長く使える上質なモノ」を選ぶ後半層――ZOZOTOWNのランキングは、そんな40代の“今”を映し出しています。
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