脂肪溶解注射って何？まずは基本から
「部分的に痩せたい」「顔や二の腕の脂肪だけ落としたい」——そんな希望に応えるのが、脂肪溶解注射です。脂肪細胞を直接破壊し、リンパや代謝によって排出させる注射治療で、メスを使わずに部分痩せが目指せるとして話題になっています。
主な成分には、デオキシコール酸（DOC）やホスファチジルコリン（PPC）があり、注射薬の種類によって効果やダウンタイムに違いがあります。
主な脂肪溶解注射の種類と違い
代表的な注射には以下のようなものがあります：
- BNLS Neo／カベリン：植物由来成分＋微量DOCで、腫れは1〜3日と軽め
- Aqualyx／Kybella：DOC0.5％配合。腫れは5〜10日ほど
- FatX Core：DOC1.0％の高濃度タイプ。腫れは1〜3週間で、効果も強力
特に「FatX Core」は、脂肪細胞そのものを減らす力が強く、リバウンドしにくいことから人気急上昇中です。
FatX Coreの仕組みと特徴
FatX Coreは、1ccあたり10mgのデオキシコール酸を含む高濃度製剤で、脂肪細胞の膜を溶かし、マクロファージが処理することで除去されます。その後、コラーゲンが再構築され、たるみ予防や引き締め効果も期待できます。
メリット
- 脂肪細胞数を減らすため、リバウンドしにくい
- コラーゲン生成により肌のハリもアップ
- 顎下、口横、二の腕など広範囲に対応可能
デメリット
- 腫れや痛みが強く、ダウンタイムは1〜3週間
- 内出血・しこりのリスク（術後マッサージ不足で悪化）
- 肝機能疾患や妊娠中、深部脂肪が多い方には不適応
クリニック別の料金と特徴（全国対応）
| クリニック名 | 料金（税込） | 特徴・口コミ傾向 |
|---|---|---|
| 湘南美容外科 | 1cc 8,000円／10cc以上6,000円 | 全国展開・NAIS導入・写真多数 |
| 東京形成美容外科 | 1cc 7,700円 | カニューレで内出血抑制。技術に定評あり |
| エルムクリニック | 1cc 16,500円／10cc 110,000円 | 高価格だが術後ケアが丁寧と好評 |
どんな人に向いている？適応と不適応
向いている人
- 皮下脂肪が「つまめる」人
- 皮膚に弾力があり、たるみが少ない
- 冷却・温感マッサージなど術後ケアを継続できる人
向いていない人
- 皮膚がたるんでいる、または深部脂肪が多い
- 術後にケアを継続できない生活習慣
- 短期間での即効性を求める人
施術の流れとQ&A
Q. 何ccが目安？
顎下〜フェイスラインなら1回8〜16cc。2〜3回が推奨回数。
Q. 痛みは？
注射部位は熱感や鈍痛が2〜3日。冷却や鎮痛剤で対策可。
Q. 効果はいつ出る？
2〜4週間後に変化を感じ、2〜3か月後に定着。
Q. たるみは出ない？
むしろコラーゲン再構築で引き締まりやすい。ただし40代以上はハイフ併用が安心。
体験者の声とアドバイス
「2回で10ccずつ打ったらフェイスラインがすっきり！」という声がある一方、「1回では変化がなかった」「思ったより腫れた」という声も。注入量や生活習慣、体質によって感じ方が異なるようです。
特に「脂肪がつきやすい体質」の人は、注射で除去しても他の部位に脂肪がつくことがあるため、施術後も食事管理や運動が大切です。
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私は脂肪がつきやすい遺伝子体質なのですが、とても効果を感じました。柔らかい肉質です。
ダウンタイムは顔が真四角になった状態で、2週間ほどは腫れていました。また、頬に大きな青あざのような跡もダウンタイム中にできたので、外に出る用事のある方は注意が必要です。
効果を感じるのは一ヶ月ごろからでした。ダウンタイムがあるのでよりスッキリした気分になるかと思います、比較用に自分の顔写真を同じアングルで撮っておくのがおすすめです！
まとめ｜脂肪溶解注射で理想のラインを目指すには
- FatX Coreは効果大だが腫れが長め。予定に余裕があるときがおすすめ
- 価格は1cc6,000〜16,500円。10cc以上のまとめ買いで割引あり
- 効果を出すには「注入量×回数×術後ケア」が鍵
- クリニック選びは、実績や症例写真・口コミも要チェック
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